映画 『The Trip』

イギリス出身でコメディアンや俳優などをやっているスティーブ・クーガンとロブ・ブライドンが共演した 『The Trip』 を観ました。

これは BBC で2010年に放送された全6回のシットコムをつなげて1本の映画にしたもの。クーガンが雑誌に記事を書くためイギリス北部の高級レストランを訪ねることになりますが、アメリカ人の彼女がアメリカに戻ってしまったため、親友のブライドンに同行を頼まざるを得なくなってしまうというところから始まります。

クーガンとブライドンはそれぞれのイメージを誇張した役柄を演じているそうですが、そのイメージを知っていたらずーっと笑えるんでしょうね。実は私はこの2人のことはこの映画を観るまで知らず、イギリスの高級レストランの料理を見るために観たのですが、この2人、確かに物まねはうまい。いろんな場面で久しぶりにバカ笑いさせてもらいました(特に 『Heat』 のアル・パチーノとロバート・デ・ニーロ)。肝心の食事は・・・なかなか、というか、かなりおいしそう!

この映画に出てきたレストラン(インやホテルのレストランもあり)は下記のとおりです。

The Inn at Whitewell(Clitheroe)
L'enclume (Cartmel)
The Angel Inn (Hetton)
Holbeck Ghyll (Windermere)
Hipping Hall (Kirkby)
The Yorke Arms(Harrogate)

病院みたいな青い手袋は、食べる前に見てしまうとちょっとおいしさ半減という感じがしますが。

それにしても、イギリス北部の風景っていいなあ。特にこのイギリス最大の湖という Lake Windermere とか。湖水地方と言えば、ピーター・ラビット。いつか家族でドライブしてみたい。