ストーン・スープを作るお話


プリスクールで感謝祭のポットラックがあり、子供たちが練習していた劇を披露してくれました。

おなかをすかせた熊が小鳥などの家をまわり食べ物を恵んでもらおうとしますが、みんなケチで食べ物をくれず、困ってしまいます。でも、それぞれ家にある材料を持ち寄り、協力してスープを作ります。

ストーン・スープの話というと、「ああ、あれね」と言われるんですが、私は子供ができるまで、この話を知りませんでした。それで図書館で本を借りて息子と読み、「あーなるほど」と。

今年は2回目ですが、とっても美味しいスープでした。

帰宅すると、息子が「スープを作るよ!ダディに食べてもらいたいの。うーん、おいものスープはどうかな?」と言うので、「ニンジンも入れたらどう?」と言ってみると、「わかった!じゃあねえ、おいもとニンジンのスープを作る!」と、俄然張り切って腕まくりをしました。朝から午後3時までプリスクールに行って、水泳もして、さらにスープ作り。元気元気。

他にもあれこれ入れるか聞いてみましたが、ニンジンとジャガイモだけがいいそうで。"Daddy, I'm cooking potatoes and Ninjin soup!" と、なぜか「ニンジン」のまま、ジャガイモを洗ってくれたダディに告知していました。

できあがったのは、低塩チキンベースで、何のことないシンプルなもの。息子は「おいしいねー、うんうん」とうなずきながら食べていました。息子の気持ちがたくさん入っていて、嬉しかったです。



これが図書館で読んだ、ストーン・スープの絵本。中国が舞台でした。