ローカル&オーガニック

ここ2年ほどにわたり、自分が選んでいる食品を改めてチェックする機会が増えてます。私の家族内でガンなどの大病があった2004年以来、夫婦でできるだけ良質の食材を買うことにしてきましたが、妊娠と出産によって自分以外の人間の健康を一から作る立場になってみて、これはもっと真剣にならなくちゃと。

食材のチョイスだけで大病になるかどうかが決まるわけではないですが、自分の体に入れるものは安心して食べられる食材をというのが基本。オーガニックのものとコンベンショナル(オーガニックではない)のものがあればオーガニックのものを買いますが、オーガニックだったら何でも、どこのものでもいいというわけではないですよね。ましてや高ければいいというわけでも、安ければいいというわけでもない。そうなるとやはり基本をローカル(米国ワシントン州産)のオーガニックにしてみることになりました。

ワシントン州は日本の国土の半分ぐらいある上、農業が盛んで農産物が豊かなので、ひとまず出だしは 「そういう "ローカル&オーガニック" もできるかも」という感じ(とは言え、この気候ではマンゴーやアボガドなどは無理ですが)。シアトルはファーマーズ・マーケットが多くて、最も規模の大きいユニバーシティ・ディストリクトバラードでは1年を通して開催されている上、その他の地域でも春から秋にかけては毎日どこかで開催中。シアトル市内のマーケットはオーガニックの農家が大半を占めるので重宝します。

ユニバーシティ・ディストリクトのファーマーズ・マーケットで。
スーパーマーケットを利用する場合は、シアトル発の自然食品店 PCCMetropolitan MarketWhole Foods など。この3つなら野菜・果物はワシントン州産のものが必ずあります。その他にはオレゴン州やカリフォルニア州、カナダのブリティッシュ・コロンビア州、 メキシコなどのものも並んでますね。特に PCC はローカルの農家の支援に積極的に取り組んでいるようですPuget Sound Fresh というサイトで旬のリストを見てみると、ワシントン州産ならリンゴ(Fuji などを含め何種類もあり)や洋ナシ(Bosc Pear や D'Anjou Pear など)、ビーツ、ケール、マッシュルーム、芽キャベツ、キャベツ、リーク、ニンジン、ジャガイモなどの芋類、シャロット、スクウォッシュ、蕪などならローカルでオーガニックのものがあるので、この旬に従って料理をすれば自然なのかも。