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| 南口から入ったらすぐのところにある アフリカのサバンナのコーナー。 遠くにキリンが見えます。 |
子供と初めてこの動物園に行った時は、またまた感動でした。これまで取材で何度も行ったことはあったんですが、一般客として、さらに親子で行くと全然違いますね。記事を書くことなんか考えることもなく、自分に関係のないことをあれこれチェックしてメモを取る必要もなく、目の前にあるものを楽しめばいいわけですから。また、子供は同じところにずーっといたり、さっき行ったところにまた戻ったり、途中で寝たり、動物と全然関係のない草地で遊んだりと、自由気まま。いろんなものに興味があって、あちこち動き回り、あれこれ指差し、「あー！」とか声をあげる様子を見ているだけでおもしろい。会員になったおかげで、時間を気にする必要もなく、「できるだけたくさん見るぞ！」とかがんばる必要もなく、途中で天気が悪くなっても、子供が寝ても機嫌が悪くなっても、気軽に出直せることがわかりました。
特にこのウッドランド・パーク動物園は総面積92エーカーもあるんですよね。と言われてもピンと来ませんけど、坪にすると11万2,600坪、メートル法なら37万2,300平方メートル。とにかく、1歳児と歩くには広い。最初に行った時はストローラーを忘れてしまい、アフリカのサバンナでキリンなどを見ただけで終わりました（ストローラーのレンタルもありますけど、なんかもったいなくて・・・）。2回目は1日だけの割引料金で入園した夫と3人でストローラーも使って、前回は見なかった狼や象、ペンギンやオランウータンなども見ました。3回目はママ友たちと。そして4回目はゴリラのところで長居しました。まだ見てない動物や、探検してない場所がありますが、これからどんどん天気も良くなりますし、しょっちゅう通うことになりそう。動物園でのイベントも楽しみです。
この動物園の良いところは、緑が多いこともありますが、動物がもっと自然な形で飼育されているところでしょう。どちらにせよ捕われの身であることには変わりありませんが、鉄格子のついた檻に入れられた状態ではなく、できるだけ自然に近い状態になんですね。そういう状態を「行動展示」というのだそうです。一方、前時代的なものは「形態展示」というらしいです。日本だと北海道の旭山動物園がこの行動展示で有名なんですね。
そもそも動物園は個人的には興味がなかったんですが、子供が興味を示すものを調べたりしていると、なんだか興味がわいてきました。これはいい傾向かも。