ウディ・アレンの最新作で昨年公開された 『Midnight in Paris』。ようやく観ることができました。
ウディ・アレンの作品らしく、「こんなことがあったらいいな~」という話。エンディングもいい(現実的に考えたら、そんな簡単にできるわけない選択ですけど)。オーウェン・ウィルソンって金髪で軽薄なイメージだったんですけど、この作品ではウディ・アレンらしい知的なナードを実にうまく演じてますし、演技派のレイチェル・マクアダムスは知的でない役も上手。そしてとにかくたくさんの有名俳優が出ている上に、この映画に出てくるパリは本当に素敵。カンヌ映画祭での記者会見でウディ・アレンが「パリの魅力をあますところなく見せる映像を撮りたかった」と言ってましたが、そのとおりになってます。
次に行く時は、家族でパリの石畳を歩いてみたい。おいしいカフェに行って、一緒にパリの雰囲気を味わいたい。もっといろんなミュージアムも史跡も行きたい。自転車も乗りたいし、ハイキングもしたい。いくら時間があっても足りませんね・・・。
後はおいしいベーカリーもはずせません!パリでしかできない「ペイストリー食べ歩き」もまたやりたいです。なんて言ってると、2000年に公開されたフランソワ・オゾンの映画 『Sous le Sable(邦題:まぼろし)』 でフランス人の夫婦がアメリカでもよく見るような薄切りのトーストを食べてる場面を見た人に、「フランス人でも毎日ペイストリーじゃないよ」と指摘されたことが。うーん、でも、せっかくの自分たちの旅行ですし、私と夫はパン好きなので、できるだけたくさんおいしいペイストリーを味わってみたいと思います。
で、先日、ひょんなことからたどり着いたウェブサイトが 『Girls' Guide to Paris』。パッと見た感じ、いかにもパリに行きたい気持ちにさせられそうだったので見ないことにし、パリ行きを予定している友達にメールしたら、「このサイト、楽しすぎて仕事ができない!」との返事が。まだご覧になってない方はぜひ。