ピーマウスの産卵

ベルビューにある 『Wilburton Trestle』。
太平洋北西部では最も長いもの。
日本語では構脚橋とか、トレッスル橋というそうです。
昨日、ベルビュー市からのアラートで、
「ピーマウスが産卵のために小川に戻ってきてる」
ということを知りました。

ピーマウス(peamouth)って初めて知りましたが、
体長は平均約30センチの魚で、
このあたりではレイク・ワシントンに生息し、
産卵のために小川に戻ってくるそうです。

でも小川に戻って産卵するのは12-24時間だけだそうなので、
お昼前に息子と見に行ってみました。

これまで魚と言えば、水族館と
小児科医の待合室などにある水槽でしか
見せてあげたことがなかったので、
自然の中にいる魚を見せてあげたいなと。

ベルビュー市からのお知らせには
観察できる場所まで書いてありましたが
私たちは上の写真にあるウィルバートン・トルッスルという
古い構脚橋の下のあたりへ。
ダウンタウン・ベルビューから車で5分ぐらいなんですが
ケルシー・クリークという小川が流れてます。
先日、羊の毛刈りを見たのもこの近くのファームでした。

高速道路を通る車の音は聞こえますが
意外に静かです。
上から見るとよくわかりませんが
川岸まで下りてみたら、こんなにうじゃうじゃ!
石の間に白く見える砂のようなものは
すべて卵だそうです。
居合わせた物知りの女性が
「1週間ぐらいで孵化するのよ」
などの豆知識を
私たち親子や後から来たオジサンに
いろいろ教えてくれました。

実は
「ピーマウスっておいしいんですか」
「この卵はイクラみたいに食べられるものですか」
とか聞いてみたかったんですが
自然の営みに感動している雰囲気があったので
聞くのはやめました。

息子は川面を見ながら「おおー」「ああー」とか言ってましたが、
わかってたかな?

秋には鮭が産卵に戻ってきますから
それもぜひ見せてあげたいと思います。