ゴリラの研究者として世界に知られる
山極寿一(やまぎわ・じゅいち)さんのトークを
ラジオで聴いていたく感動した母が
山極さんが子供向けに出版した絵本を息子に送ってきてくれました。
『ゴリラとあそんだよ』
という絵本なのですが、ゴリラの子供の行動がよくわかるようになってます。
「へぇー、こんなふうに遊ぶんだ。人間と変わらないねー」
というのが私の感想。
温泉に入ってるニホンザルもそうですが
ゴリラも人間と近いものがありますよね。
座ってる姿なんか、ちょっと肥満の人間そっくり。
息子はその絵本のゴリラの絵をしきりに指差して
「うー!あー!」
と興奮気味。
そんなわけで、ゴリラを見にウッドランド・パーク動物園へ急行!
今年から会員になったので月に数回は行って
いろんな動物を見て楽しんでますが
こんなふうに
「今日はゴリラを見るぞ!」
と行ってみるのもいいもんですね。
とりあえず、いつものように西口から入って
フンボルトペンギンとジャガーを見てからゴリラのところへ。
ウッドランド・パーク動物園は
ゴリラの住む環境を再現する行動展示を世界で初めて実現したことでも知られてます。
今は5-6頭のゴリラがいますが、とっても近くで見ることができます。
ゴリラは繊細なので、静かにしなくてはなりませんが。
ちょうど朝のお昼寝の時間だったのか、
4頭がガラスのパネルのすぐ向こうで
お尻をこっちに向けて、ごろ~んと寝てました。
(そう言えば、途中で見たジャガーも昼寝中でした)
息子はガラスのすぐ向こうに寝転がってるゴリラを見て
何を思ったのでしょうか。
きっと脳みそがフル回転してたでしょうね。
その場にいた大きい子供たちは
"So cute!" "Are they sleeping?" "They are so big!"
とかいろいろ言ってましたが。
この写真を見た友人が
「結構、無防備に寝てるんだねー」
と言ったのですが、ほんとにそう。
こっち側にいる人間を気にもせず、という感じです。
この後、2頭のゴリラが木に登ったり、
木のつるからぶら下がったりと、
かなりアクティブに遊んでました。
このゴリラ観察が効いたのか、
息子は絵本で「ゴリラ」が出てくるたび、
「ごあ」というような言葉を発して指差すようになりました。