挨拶

今朝起きたら、家の中がしーんとしてました。夫と息子は何をしてるのかなと思って1階に行ってみましたが、どこにもいません。「あれ?」とガレージをのぞいてみたら、車もない。ようやく夫の携帯にテキストしてみたら、"at Starbucks" という返信が。

へぇー、朝の8時台から子連れでスタバ!
なかなかいいなあ。

日本だとどうかわかりませんが、うちの近所のスタバなんておしゃれでもなんでもないので、子連れ多し。息子は外出好きの私と出かける方が格段に多いので、お父さんとのこのちょっとしたカフェ散歩はエキサイティングだったんじゃないでしょうか。帰ってきたら満面の笑顔。そして、「おかえりー」と言う私に、「おかえりー。チョコレート食べた」と言いました。どうやら私が飲ませないチョコレートミルクを夫があげたようです(怒)。

3日ぶりに晴れました!
我が家の屋根に、Steller's Jay が。
挨拶って、お互いに同じ挨拶を言う挨拶と、言われる方と言う方がそれぞれ違うことを言う挨拶がありますね。「おはよう」「おやすみ」「こんにちは」「さようなら」とかはお互いに同じことを言いますけど、「おかえり」は「ただいま」と対になってますし、「どうぞ」は「どうも」(または「ありがとう」など)、「ありがとう」は「どういたしまして」と対になってます。

難しいのは、後者の「言われる方と言う方がそれぞれ違うことを言う挨拶」。子供は聞いたことを繰り返すことで言葉を覚えていきますが、まだ挨拶の意味がつかめてないので、「おかえり」と言うと、「おかえいー」、「ただいま」と言うと、「たいまー」と繰り返してます。すごく嬉しそうに言うので、こっちとしては間違ってても今はいいんですけどね。

挨拶もそうですが、2歳になって約2ヶ月ともなると、だんだんと自分で考えたことや感じたこと、したいことを言うようになってきますね。最近も、「お空、きれいねー」「霧、真っ白」「寒い」「熱い!」「おなかすいた」「痛い」「眠い」「XX ちゃん、やる」(XXは自分の名前)、「XX ちゃん、お風呂」「食べない」とか言います。「おかあさんはお茶飲むけど、XX ちゃんはお茶飲む?」と聞いたら、「いらない」と答えて電車遊びにまた集中したり、「ご飯よーってダディ呼んできて」と言うと、「ダディー、ごはーん!」と言いながら呼びに走ってくれたり。会話もできれば言われたことを実行できたりして、「おお」と思わせてくれます。

もちろん、言うことを聞かないときもあり、自分の思い通りにさせてもらえないと、持っているものを投げたり押したりします。ぬいぐるみだったり、電車だったり、椅子だったり。「投げない」「落とさない」というのは約束でわかっているのに、知っていてやる。これでこっちがキレたら終わりだなあと思いながら、辛抱強く話すしかないみたい。

でも、先日の育児ワークショップで私の息子が2歳児だと知った方が「反抗期、大変ですね」とおっしゃったので、ビックリしました。そんな言葉、私は2歳児にあてはめたことがない。自分で自分の反抗期だったと思える時期が中学生の頃で、とにかくその中学生の脳みそでもっともっと意図的に、時には意地悪に、親のやることなすことに反抗した記憶があるからなんでしょうね。その方は今思い出しても2歳の頃が一番大変だったとのことで、その後も「反抗期」と何度か言われましたが、そのおかげで私自身は息子の今の行動を「2歳児の成長段階」と受け止めてるから気楽なんだなと思い当たりました。

最近特に嬉しかったのは、息子が抱きついてきて、「マミー、好き」「マミー、いい匂い」と言ったこと。自分から生まれた赤ちゃんが日々成長してこんなことを言うようになってきてるなんて、本当にすばらしい~。

そんな息子と最近、鳥を見たらその種類を確認しようとしてます。この本はシアトル近辺で見られる主な鳥をきれいなイラストとともに紹介しているもの。見た鳥をチェックオフしていくリストつきです。