"I think I remember The Little Prince..." リヨンで銅像を見たはずなんですが

リヨン・ベルクール広場の「サン=テグジュペリ像」
後ろにいるのが、リトル・プリンス(星の王子様)
昨年の夏は夫がサイクリング・イベントに参加したので家族3人でフランスに行き、夫がイベントで無事完走した後、電車でリヨンに移動し、2泊しました。

その中心部にあってフランスでは3番目に大きな広場だというベルクール広場(Place Bellecour)の片隅には、『Le Petite Prince』の王子様とその著者サン=テグジュペリの銅像があります。目立たなくてわかりづらい!夫はフランス語で読んだ(らしい)ので、かなり感慨深かったそうです。

ちなみにこの大広場にはルイ14世の騎馬像があって、その足元にはこのリヨンで合流するローヌ川とソーヌ川をあらわす男性像と女性像が。そういうアメリカでは見ることもないものを見ては、「いやー、来た来た、ようやくリヨンに来た」と感動していたのですが、息子はもう遊具に夢中(↓)。

ベルクール広場の遊具に夢中の息子
遊ぶ息子をボーッと眺めてると、同年代の子供たちがわらわらとやって来て、フランス語はわからない息子も一緒に遊び始めました。しばらくすると、英語なら通じるかもと思ったのか、一人の男の子が、"What's your name? My name is..." と息子に声をかけ、息子も自分の名前を言って、なんかいい感じに。二人が遊び始めるのを見て、旅の疲れが癒されました~。

こういうことを思い出したのは、感謝祭の連休中に、息子と 『The Little Prince』 を見たから。息子には休みの日のみ1日1時間のスクリーンタイムを許可していますが、これは約1時間40分の長編なので、昨年公開されたものの、いつ観ようかと思ってたのでした。で、「これを観たら翌日はスクリーンタイムをナシにする」と約束して観てみました。


結論から言うと、とってもよかった!
文章力が追いつかなくてその良さを語れないのですが!

出産してから子供が出てくるもの、親子関係のものにはめっぽう弱くなってしまいましたが(なので 『そして父になる』 も、かなり飛ばして観ました)、これも素直にいろいろ考えさせられることがあり、ええ話やと。

少女が冒険に出る後半では怖い顔のキャラが出てくるのと、主人公の女の子を連れ去っていこうとしたりするので、息子は「怖い!あっちに行ってるから、怖くなくなったら呼んで」と逃げていきましたが、最後はしっかり観て、しみじみした声で「よかったね~」。今度は原作も読んであげようー。