バレンタイン・デー

今年もバレンタイン・デーが過ぎ去り、今日はもうあちこちの店がイースター仕様になってました。毎年のことですが、その変わり身の早さは見事です。

私が花より団子なのがわかっている夫は、私の好きなケーキを買ってきてくれました。私が夫に買ったのはチョコレート。昔は2人でディナーとか行ってたなあ~(遠い 目)。でも今、息子を誰かに預けて2人のディナーに行きたいと思わないんですよね。「そんなのいけない」「ロマンチックな時間を持たないと」とか言う人もいますが、私たちはそういうの10年以上やってたし、親に子供がくっついてきてくれる時間は限られてますから、今は基本的に家族3人が優先です。

きれいだな~。
でも、バレンタイン・デー当日は朝からミーティング続きで、午前9時から午後3時まで飲まず食わずという状態。ようやく午後3時にちょっと飲み食いして、渋滞にはまりながら移動し、午後5時半過ぎに Whole Foods に寄って牛乳を買ったんですが(生活がにじみ出てますね!)、バレンタイン・デーのそんな時間にキャッシャーに並んでいたのは、花束を抱えた男性ばかり。え~、こんなところで花を、それもこんな時間に!ちょっと野次馬的に覗いてみたチョコレート売り場にも、箱を見比べて悩んでる(?)男性が!なんか切羽詰ったバレンタイン・デーという感じだな。でも、ま、みんな忙しいもんね・・・。
 
アメリカではバレンタイン・デーはカップルのためだけのものではないので、息子もクラスでバレンタインの工作をしてプレゼントしてくれました。


昔はわからなかったけど、こういうのって親に子供の成長を感じさせてくれて、嬉しいものなんですね。特に毎年めぐってくるものの場合、「1年前はこ んなのできなかったのに」とか、「2歳でこういうことができるんだ」とか、前の年と比べたりできるのは、毎日見てる親ならでは。自分の子供は天才だと思っ てるとか、上手でしょうと自慢してるわけではなく、生まれた時は何もできなかったのが、2年もたてばこういうことをして、「マミー、見て~!」とか言って きてくれるようになることに、ありがたいなー、幸せだなーとか感じるのですね。

うちの息子は糊を使った工作が好きなようで、先生が「配置をいろいろ考えて貼ってますよー。ああでもない、こうでもない、というように」とか、作っていたときの様子を教えてくれると、余計に嬉しいです。

こんな紙に線を描くことだって、実にいろんなものが総動員されてるわけですね。どんな年齢の子供でも紙と描くものを与えれば描くわけじゃないし、紙を認識して描くものを認識してそれを見ながら動かすなんてことは、生まれた瞬間からずっと見てると、実にすごいことなんだな~。子供の成長を学問的に学んだ人は実にいろいろ細かに解説してくれるんですけど、正直なところ、聞いてるとなんかやたら小難しくて、楽しめなくなってきてしまう。毎日関わってる親はもっともっと単純に「すごいなー」と喜んでていいんじゃないかな。