今週は仕事でバラードに連日出没しなくてはならないので、またまた下見を兼ねて行ってきました。日曜の今日はファーマーズ・マーケットの日。友達親子とも会えて良かったー。
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午後からは晴れましたが、午前中はずっと曇り。
やっぱり白い空に桜は映えないなー。 |
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いろんなミュージシャンがいるのも、このマーケットのいいところです。 |
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ちょっと寄り道。
人気の 『Hot Cakes』 でビスケットとジャムをいただきました。
昨年5月の開店当時からディスプレイや店のレイアウトがかなり変わってます。 |
シアトル市内近郊にはいろんなファーマーズ・マーケットがありますが、シアトル市内で年間を通じて開催されてるのはこのバラードと、ユニバーシティ・ディストリクトの2つ(のはず)。個人的には、歴史を感じさせるオールド・バラードの数ブロックを歩行者天国にしてあるこのバラードが一番!両側にいろんなお店があるし、ミュージシャンも多いし、親子連れが多いし、犬も多いし、のんびりしてます。子供ができてから思うのは、シアトルのアメリカ人は私の故郷・神戸のおっちゃん・おばちゃんと同じように、子供に話しかけてくれたり、褒め言葉をかけてくれる人が多いということ。今日も、風船アーティストに作ってもらったカエルを見せびらかす息子に、知らない人が満面の笑顔で "That's a cool frog!" とかいろいろ言ってくれるのを見てありがたく思いました。そういう温かい、ポジティブな言葉や態度って、子供はとても敏感に感じ取ってますよね(もちろん、その逆も感じ取ってるはず)。
で、今日はファーマーズ・マーケットに出ている
オーガニック牧場 Skagit River Ranch の英子さんから買った豚肉でマーボー豆腐を作りました。英子さんの牧場には私は何度か行ったことがあり、息子も去年連れて行きましたが、今日初めて「えいこさん、どこー?」と、マーケットで聞いてきました。私が「英子さんのところでお肉を買おうね」とか言ったからなのか、それともこのマーケットで何度か会ってる「えいこさん」という存在が記憶にちゃんと残ってるのか。そのマーボー豆腐を食べながら、「英子さんが一生懸命育てたお肉、大事に食べようね」と言ったら、「えいこさん そだてた おにく」と繰り返し、頭の中で何かがつながった様子。どこでどういうふうに育てられたのかわからない肉を食べてたら、こんなこと言えないなあ。その瞬間に、「生産者と消費者をつなげる」というファーマーズ・マーケットの目的を自分でも体感した気がしました。子供のためにも自分のためにも地域のためにも、できるだけファーマーズ・マーケットを利用したいものです。