育児をしていると、
「私が子供だったときはこんなのなかったぞー!」
と、思えるものがよくあるような気がするんですが、その一つがバランス・バイク。
ペダルもクランクもチェーンもついてない状態のバイクで、両足がちゃんと地面に着く高さで乗り、両手でハンドルを持ち、バランスを取りながら両足で歩くというものです。これに慣れてバランスが取れるようになると、スピードをつけて両足をあげたりするんですが、足で歩いてスピードをつけないといけないし、三輪車のように安定感がないので、それほどスピードが出ない(坂道を下りない限り)。バランス感覚やハンドルさばきの技術も磨かれて、4歳ぐらいから自転車に移行するようです。
自転車に乗せたいけれど、子供用自転車では高すぎて足が地面に着かない、三輪車では安定しすぎてバランス感覚やハンドル技術が養われない、そういう場合にはバランス・バイク、なのだそう。何より、自分で行ける!自分でスピードも出せる!という感覚が楽しそうですよね。それはきっと、ハイハイ、つかまり立ち、そして歩く、というふうに成長してきて、もう走り回れるようになった2歳という段階で新たに得る喜び+感覚のようなものかも。
調べてみると、素材は木・金属・複合材料のどれかで、メーカーがいろいろあって、値段も数十ドルから数百ドルまでさまざま。私はこういうのをあれこれ比較して選ぶのは苦手なので、自転車好きの夫にまかせておいたら、いきなりこの 『FirstBIKE』(↑)をオーダーしてました。 『FirstBIKE』 はグラスファイバー入りの強靭なフレームでできていて、成長中の子供の骨格を考えてドイツの人がデザインしたそうです。製造は台湾。いや~、台湾って、自転車製造がすごいですよね。私が自転車業界に数年いた1990年代後半でも、工場は台湾。部品も完成車も、いろいろなメーカーが台湾に来ていました。
で、これが届いたのが、お友達のバランス・バイクに試乗させてもらった翌日。息子は大喜びで、「自転車!Bicycle!」と言って早速、家の中でまたがって乗り、数分後には、「おそといく~」(お外に行く)
それから1日を除き、毎日乗っています。だんだん遠出するようになってわかったことは、これで息子の行動範囲がいきなり広がったのだということ。2歳4ヶ月で体力が以前よりもついてきているというのもありますが、まだペダルに足の届かない三輪車よりも動きやすく、音もうるさくない。でも、家のすぐそばで乗ってる時はいいですが、先日は芝生の広がる公園で乗った後、「あっち行く~」と歩道に出てどんどん公園から離れてしまい(私も特に反対せず)、途中で疲れ、「抱っこ。」 「だめだめ、ちゃんと歩こうね」とか、「さー、マミーは行っちゃうよー」とか言って歩くフリをしたり、あの手この手でなんとか抱っこを回避しようとしてみましたが、息子は頑として「抱っこ。」 結局、片手に息子、片手にバイクの状態で車まで戻ることになり、この重さ約4キロの FirstBIKE の軽さと持ちやすさに心底感謝することに(苦笑)。約4キロと言えば、生まれた時の息子ぐらい(3,726グラムでした)。15キロの息子を片手で抱っこしてたりする今、4キロなんて軽い軽い・・・。
で、今日はキャピトル・ヒルの Volunteer Park で乗りました。ボランティア・パークにはシアトル・アジア美術館や温室があり、芝生が広がるエリアもあればトレイルもあります。夏はもっとにぎやかですが、今の時期でもジョギングしてる人、ストローラーを押してる人、犬の散歩をしてる人(願わくば、もっとちゃんと犬の糞の始末をしてもらいたい)がいて、桜や木蓮などのいろんな花のおかげで春を実感できる場所の一つ。大きな木も多いし、落ち着きます。学生の頃も、ここで散歩したりピクニックしたりしてたな~。
「やはり男の子」と言えるのかわかりませんが、どこでも行きたがるし、もう1時間半ぐらい平気で乗ってるし、乗り始めてまだ1週間弱という感じがしません。こんなふうにオフロード(?)も「のぼるね~」と言って上り、足を斜面につけて調整しながら下りてきます。
芝生だと転倒してもまず大丈夫と思えますが、芝生の中には犬の糞はもちろん、ガラスとか石とかが転がってるかもしれませんから、やっぱり注意が必要ですね。
購入する場合に参考になるのが、この BalanceBikeShop.com。主なメーカーの商品の比較表もあります。
ちなみに、『FirstBIKE』 のスペシャル・エディションとかあるんですね。そんなに金を使わなくてもいいと思いますが・・・。
「私が子供だったときはこんなのなかったぞー!」
と、思えるものがよくあるような気がするんですが、その一つがバランス・バイク。
ペダルもクランクもチェーンもついてない状態のバイクで、両足がちゃんと地面に着く高さで乗り、両手でハンドルを持ち、バランスを取りながら両足で歩くというものです。これに慣れてバランスが取れるようになると、スピードをつけて両足をあげたりするんですが、足で歩いてスピードをつけないといけないし、三輪車のように安定感がないので、それほどスピードが出ない(坂道を下りない限り)。バランス感覚やハンドルさばきの技術も磨かれて、4歳ぐらいから自転車に移行するようです。
夫が選んだ FirstBIKE。 |
調べてみると、素材は木・金属・複合材料のどれかで、メーカーがいろいろあって、値段も数十ドルから数百ドルまでさまざま。私はこういうのをあれこれ比較して選ぶのは苦手なので、自転車好きの夫にまかせておいたら、いきなりこの 『FirstBIKE』(↑)をオーダーしてました。 『FirstBIKE』 はグラスファイバー入りの強靭なフレームでできていて、成長中の子供の骨格を考えてドイツの人がデザインしたそうです。製造は台湾。いや~、台湾って、自転車製造がすごいですよね。私が自転車業界に数年いた1990年代後半でも、工場は台湾。部品も完成車も、いろいろなメーカーが台湾に来ていました。
で、これが届いたのが、お友達のバランス・バイクに試乗させてもらった翌日。息子は大喜びで、「自転車!Bicycle!」と言って早速、家の中でまたがって乗り、数分後には、「おそといく~」(お外に行く)
それから1日を除き、毎日乗っています。だんだん遠出するようになってわかったことは、これで息子の行動範囲がいきなり広がったのだということ。2歳4ヶ月で体力が以前よりもついてきているというのもありますが、まだペダルに足の届かない三輪車よりも動きやすく、音もうるさくない。でも、家のすぐそばで乗ってる時はいいですが、先日は芝生の広がる公園で乗った後、「あっち行く~」と歩道に出てどんどん公園から離れてしまい(私も特に反対せず)、途中で疲れ、「抱っこ。」 「だめだめ、ちゃんと歩こうね」とか、「さー、マミーは行っちゃうよー」とか言って歩くフリをしたり、あの手この手でなんとか抱っこを回避しようとしてみましたが、息子は頑として「抱っこ。」 結局、片手に息子、片手にバイクの状態で車まで戻ることになり、この重さ約4キロの FirstBIKE の軽さと持ちやすさに心底感謝することに(苦笑)。約4キロと言えば、生まれた時の息子ぐらい(3,726グラムでした)。15キロの息子を片手で抱っこしてたりする今、4キロなんて軽い軽い・・・。
で、今日はキャピトル・ヒルの Volunteer Park で乗りました。ボランティア・パークにはシアトル・アジア美術館や温室があり、芝生が広がるエリアもあればトレイルもあります。夏はもっとにぎやかですが、今の時期でもジョギングしてる人、ストローラーを押してる人、犬の散歩をしてる人(願わくば、もっとちゃんと犬の糞の始末をしてもらいたい)がいて、桜や木蓮などのいろんな花のおかげで春を実感できる場所の一つ。大きな木も多いし、落ち着きます。学生の頃も、ここで散歩したりピクニックしたりしてたな~。
「やはり男の子」と言えるのかわかりませんが、どこでも行きたがるし、もう1時間半ぐらい平気で乗ってるし、乗り始めてまだ1週間弱という感じがしません。こんなふうにオフロード(?)も「のぼるね~」と言って上り、足を斜面につけて調整しながら下りてきます。
芝生だと転倒してもまず大丈夫と思えますが、芝生の中には犬の糞はもちろん、ガラスとか石とかが転がってるかもしれませんから、やっぱり注意が必要ですね。
購入する場合に参考になるのが、この BalanceBikeShop.com。主なメーカーの商品の比較表もあります。
ちなみに、『FirstBIKE』 のスペシャル・エディションとかあるんですね。そんなに金を使わなくてもいいと思いますが・・・。