RSVP (Ride from Seattle to Vancouver and Party)に今年も参加した夫をゴールで出迎えるため、1泊2日でカナダのバンクーバー BC に行ってきました。
去年も息子と2人で行ったんですが(車で)、今年はどうしよう・・・とギリギリまで悩み、結局、そういうお父さんの姿を見せておいたほうがいいよな~という、勝手な計算で行くことに決定。ギリギリで決めたので、夫がホテルの部屋を取ったのは出発の3日前ぐらい。Hyatt Regency しかあいておらず、価格は Fairmont Hotel と同じだったそうです。
1990年から数え切れないほど行ってるバンクーバーBC。「北米大陸西海岸でシアトル以外に住むなら?」と聞かれたら迷わず「バンクーバーBC!」と答えますよ。でも去年は2歳未満児を連れての2泊3日+出産時からの育児で夫婦とも疲労困憊+夫はさらにサイクリングをして使えない状態で、かなり大変だったなー。しかし、あれから1年がたってしまったのね。
普段なら車で行くところですが、最近ものすごく電車好き(乗り物全部)の息子が喜ぶかなと、アムトラックで行くことにしました。なのに私、アンブレラ・ストローラーの車輪を付け忘れたまま車に入れてしまい、駅に着いて出したときに「あ、車輪がない!」 ・・・20キロ以上ある息子を抱っこしないといけないことがその瞬間に決定してクラクラしました。
でもそれよりも何よりも、片親だけで国境を越える時に必要な、「同伴していない親による出国同意書」を作るのを忘れたほうが問題!(汗 乗車券を見せた時、職員の人に同意書を見せてと言われ、「あ!」と。昨年はちゃんと公証人の署名ももらって作ったのに、国境で「見る必要はない」と言われたこともあり、すっかり頭の中から飛んでました。私としたことが!国境に接しているワシントン州は人身売買組織のハブと言われてますし、職員さん個人レベルでどうこうではなく、おそらく昨年から状況がさらに悪化してるのでしょうね。「カナダで止められるかもしれない。別室で質問されることになるかも」と言われましたが、とりあえず乗って、後はカナダ側が判断するわと腹をくくりました。ちょうど夫がカナダとの国境に近いベリンハムから電話してきたので、「同意書を忘れてた」と話したら、"uh oh..."。とりあえず、国境で問題があったら電話することになりました。
さて、アムトラック。これ、時刻どおりに発車しないんですねw 一分を争ってるわけではないので、いいんですけど。
出発予定時刻から遅れること15分。アムトラックがガーッとホームに入ってきました。大きい!うるさい!息子はちょっと怖がってました。
でもすぐに窓の外に見とれてくれて・・・良かった。橋だの山だの川だの牛だの鳥だのに、いちいち「おおー」「あれは何?」。
途中でおなかがすいても大丈夫なように、息子の好きなものをいろいろ持っていきました(軽食も販売されてますが、口にあわなかったら大変なので)。おかげで食べ物の面は問題なく乗り切りましたが、途中停車数回+出発の遅れをあわせると3時間30分ぐらいかかって、やっぱり息子は退屈してましたねー。お話好きなので、「マミー、りすさんのお話して」「次、ライオンさんの話!」と、自分が好きな
動物が出てくる話をずーっと私に語らせてました。
そして、ネタが切れたころ、ようやくカナダ~!
「ダディ、ここにいるの?」と、息子はしきりに聞いてました。
でも、後ろの車両から順番に降りて入国審査に並ぶので、最後の車両の私たちは車内で待たされること30分。空港のセキュリティみたいな、子連れの家族専用ラインとかありません。ようやく下車していいという声がかかって、ホッ。下車する時は車掌さんが手を貸してくれましたが、息子もちゃんと車掌さんの手を握って降りました。そして入国審査では当然、同伴していない親の同意書について聞かれ、状況を説明することに。夫が国境から私の iPhone にテキストしてきたと話したら("At the border. Long line." としか書いてませんでしたが)、見せてくれと言われたので見せました。数千人が一気に国境を越えるサイクリング・イベントのことは事前に告知されて知っているとのことで、「あまり にも多くの子供が国境を越えて誘拐されているんだ。今回はいいけど、次回は合意書が必要だよ」と優しく教えられた上で通してもらいました。良かった~。次回は忘れないようにします。
それからスカイトレイン(初!)で、Burrard 駅まで移動。この電車も便利ですねえ。シアトルではまだ市内の電車は建設中です。早く完成して欲しい。
そしてホテルにチェックイン。夫のゴール地点からは離れてますが、宿泊にはいいロケーションでした。さらに全体が数年前にリニューアルされたらしく、ロビーも部屋もお風呂場もきれいだし、部屋の大きさも1泊には十分。離乳食の時はキッチンが欲しかったのですが、今は一緒のものが食べられるので、冷蔵庫があれば事足りました。壁も厚いみたいで、夜も静か。息子が夜に起きて泣いたりするので、気になるんですよね、壁の厚さ。
で、「アイスクリーム!」と叫ぶ息子と、まず、Robson Street にある Mondo Gelato へ。アイスクリームよりもヘルシー(?)なジェラートを好きになってもらいたい。しかし、ここに息子と来ることになるとはな~。「どれがいい?」と聞くと、「えーっとねー、牛さんと、これ!」 ミルク味のところには牛の人形が乗ってました。赤いのはラズベリー。
「おいしーい!」
そして、次はラーメンラーメンと言いながら、山頭火のほうへ歩いていきましたが・・・スゴイ行列。50人ぐらい並んでましたよ。えー、じっとしてない段階の子供と一緒では並ぶなんて不可能。が、そこはさすがバンクーバーBC。すぐそばに、新しいラーメン屋「まる玉ラーメン」ができてました。お友達のナビツアーの osho さんによると、「バンクーバーBCで一番新しいラーメン屋」とのこと。検索してみたら、「鶏白湯のパイオニア」なんですね。いいなあ、バンクーバーBC。こんなにいろんな日本のお店が進出してきてくれて、犬も歩けばラーメン屋にあたるというぐらいの近距離感。シアトルもがんばろうよ~。
まる玉ラーメンにすわってからすぐに出されたのが、子供用のコップ、お椀(息子「ピーちゃん!」と勝手に名づけてました)、フォーク、スプーン、そして麺を切る子供用ハサミ。行き届いている・・・。さらに店員さんの日本語がきれいで、物腰が丁寧。それだけでも感動しました。普段、いかに乱暴に扱われてるかわかるなあ。
そして、チャーシューと卵とあおさが入っている一品を注文(14ドル)。濃厚!とのことでしたが、私にはそれほど濃厚には感じられず、どちらかというとあっさりしてて、おいしかった~。細いちぢれ麺も、私、大好きなんですよね。さすがにこんなたくさんのお肉は食べられず残してしまいましたが、夫がいたら食べてもらうのにな~と、もったいない思いをしました。息子はスープと麺だけ。
おなかが一杯になったところで、ようやくそこからすぐの Coast Hotel に作られたフィニッシュラインへ。待つこと30分。あ!と、遠くに夫を発見!息子は「ダディ!」と興奮していたくせに、近くに来るとなんだか照れてる。
それから、ビール、シャワー、着替え、またビール・・・で、夫が落ち着いた頃に近所の居酒屋へ移動。途中で Vancouver Zombiewalk に出くわしてしまいましたー!息子はかたまってましたが、私たちはとりあえず驚かないようにして数ブロックをゾンビたちと逆行して歩きました。
去年も息子と2人で行ったんですが(車で)、今年はどうしよう・・・とギリギリまで悩み、結局、そういうお父さんの姿を見せておいたほうがいいよな~という、勝手な計算で行くことに決定。ギリギリで決めたので、夫がホテルの部屋を取ったのは出発の3日前ぐらい。Hyatt Regency しかあいておらず、価格は Fairmont Hotel と同じだったそうです。
1990年から数え切れないほど行ってるバンクーバーBC。「北米大陸西海岸でシアトル以外に住むなら?」と聞かれたら迷わず「バンクーバーBC!」と答えますよ。でも去年は2歳未満児を連れての2泊3日+出産時からの育児で夫婦とも疲労困憊+夫はさらにサイクリングをして使えない状態で、かなり大変だったなー。しかし、あれから1年がたってしまったのね。
普段なら車で行くところですが、最近ものすごく電車好き(乗り物全部)の息子が喜ぶかなと、アムトラックで行くことにしました。なのに私、アンブレラ・ストローラーの車輪を付け忘れたまま車に入れてしまい、駅に着いて出したときに「あ、車輪がない!」 ・・・20キロ以上ある息子を抱っこしないといけないことがその瞬間に決定してクラクラしました。
でもそれよりも何よりも、片親だけで国境を越える時に必要な、「同伴していない親による出国同意書」を作るのを忘れたほうが問題!(汗 乗車券を見せた時、職員の人に同意書を見せてと言われ、「あ!」と。昨年はちゃんと公証人の署名ももらって作ったのに、国境で「見る必要はない」と言われたこともあり、すっかり頭の中から飛んでました。私としたことが!国境に接しているワシントン州は人身売買組織のハブと言われてますし、職員さん個人レベルでどうこうではなく、おそらく昨年から状況がさらに悪化してるのでしょうね。「カナダで止められるかもしれない。別室で質問されることになるかも」と言われましたが、とりあえず乗って、後はカナダ側が判断するわと腹をくくりました。ちょうど夫がカナダとの国境に近いベリンハムから電話してきたので、「同意書を忘れてた」と話したら、"uh oh..."。とりあえず、国境で問題があったら電話することになりました。
さて、アムトラック。これ、時刻どおりに発車しないんですねw 一分を争ってるわけではないので、いいんですけど。
出発予定時刻から遅れること15分。アムトラックがガーッとホームに入ってきました。大きい!うるさい!息子はちょっと怖がってました。
でもすぐに窓の外に見とれてくれて・・・良かった。橋だの山だの川だの牛だの鳥だのに、いちいち「おおー」「あれは何?」。
そして、ネタが切れたころ、ようやくカナダ~!
「ダディ、ここにいるの?」と、息子はしきりに聞いてました。
でも、後ろの車両から順番に降りて入国審査に並ぶので、最後の車両の私たちは車内で待たされること30分。空港のセキュリティみたいな、子連れの家族専用ラインとかありません。ようやく下車していいという声がかかって、ホッ。下車する時は車掌さんが手を貸してくれましたが、息子もちゃんと車掌さんの手を握って降りました。そして入国審査では当然、同伴していない親の同意書について聞かれ、状況を説明することに。夫が国境から私の iPhone にテキストしてきたと話したら("At the border. Long line." としか書いてませんでしたが)、見せてくれと言われたので見せました。数千人が一気に国境を越えるサイクリング・イベントのことは事前に告知されて知っているとのことで、「あまり にも多くの子供が国境を越えて誘拐されているんだ。今回はいいけど、次回は合意書が必要だよ」と優しく教えられた上で通してもらいました。良かった~。次回は忘れないようにします。
それからスカイトレイン(初!)で、Burrard 駅まで移動。この電車も便利ですねえ。シアトルではまだ市内の電車は建設中です。早く完成して欲しい。
そしてホテルにチェックイン。夫のゴール地点からは離れてますが、宿泊にはいいロケーションでした。さらに全体が数年前にリニューアルされたらしく、ロビーも部屋もお風呂場もきれいだし、部屋の大きさも1泊には十分。離乳食の時はキッチンが欲しかったのですが、今は一緒のものが食べられるので、冷蔵庫があれば事足りました。壁も厚いみたいで、夜も静か。息子が夜に起きて泣いたりするので、気になるんですよね、壁の厚さ。
で、「アイスクリーム!」と叫ぶ息子と、まず、Robson Street にある Mondo Gelato へ。アイスクリームよりもヘルシー(?)なジェラートを好きになってもらいたい。しかし、ここに息子と来ることになるとはな~。「どれがいい?」と聞くと、「えーっとねー、牛さんと、これ!」 ミルク味のところには牛の人形が乗ってました。赤いのはラズベリー。
「おいしーい!」
そして、次はラーメンラーメンと言いながら、山頭火のほうへ歩いていきましたが・・・スゴイ行列。50人ぐらい並んでましたよ。えー、じっとしてない段階の子供と一緒では並ぶなんて不可能。が、そこはさすがバンクーバーBC。すぐそばに、新しいラーメン屋「まる玉ラーメン」ができてました。お友達のナビツアーの osho さんによると、「バンクーバーBCで一番新しいラーメン屋」とのこと。検索してみたら、「鶏白湯のパイオニア」なんですね。いいなあ、バンクーバーBC。こんなにいろんな日本のお店が進出してきてくれて、犬も歩けばラーメン屋にあたるというぐらいの近距離感。シアトルもがんばろうよ~。
まる玉ラーメンにすわってからすぐに出されたのが、子供用のコップ、お椀(息子「ピーちゃん!」と勝手に名づけてました)、フォーク、スプーン、そして麺を切る子供用ハサミ。行き届いている・・・。さらに店員さんの日本語がきれいで、物腰が丁寧。それだけでも感動しました。普段、いかに乱暴に扱われてるかわかるなあ。
そして、チャーシューと卵とあおさが入っている一品を注文(14ドル)。濃厚!とのことでしたが、私にはそれほど濃厚には感じられず、どちらかというとあっさりしてて、おいしかった~。細いちぢれ麺も、私、大好きなんですよね。さすがにこんなたくさんのお肉は食べられず残してしまいましたが、夫がいたら食べてもらうのにな~と、もったいない思いをしました。息子はスープと麺だけ。
おなかが一杯になったところで、ようやくそこからすぐの Coast Hotel に作られたフィニッシュラインへ。待つこと30分。あ!と、遠くに夫を発見!息子は「ダディ!」と興奮していたくせに、近くに来るとなんだか照れてる。
それから、ビール、シャワー、着替え、またビール・・・で、夫が落ち着いた頃に近所の居酒屋へ移動。途中で Vancouver Zombiewalk に出くわしてしまいましたー!息子はかたまってましたが、私たちはとりあえず驚かないようにして数ブロックをゾンビたちと逆行して歩きました。