PNB が1986年に制作した映画 『Nutrcaker (くるみ割り人形)』
私と弟が小学生ぐらいだった頃だと思いますが、舞台が好きな母親に連れられ、神戸の文化ホールで開催されていた親子劇場で踊りや演劇、ミュージカル、楽器演奏など、いろいろなものを見せてもらいました。今も舞台を見るのが好きなのはそのおかげだと思います。
そんなわけで息子とも一緒にいろいろな舞台をたくさん楽しんで、いろいろなものに興味を持ってもらいたいなあと思っていますが、その一つがバレエ。昨年末、すごくアマチュアっぽいバレエ・スタジオのパフォーマンスに遭遇したとき、息子は「もっと見たい」と言って釘付けになってました。バレエが好きなのかな?と思ったので、シアトルのバレエ団 Pacific Northwest Ballet (PNB) の公演から持って帰ってきたブローショアなどを見せると、ダンサーが踊っている写真(特に白鳥の湖のようなチュチュを着てる女性のダンサー)を指差して、「これ描いて~」と言って、何度も絵を描かせます。バレエのビデオも YouTube で一緒に観ますしね。でも真似して踊ったりしないし、「バレエやりたいの?」と聞いても首を振る・・・何に興味があるんだろう?コスチューム?
で、先日の金曜日に私が PNB の舞台から帰宅すると、息子が「今日はねー、ダディとバレエの映画観た。ちょっと怖かった。ねずみさんが出てきて、おばけになっちゃうの」と言いました。夫に聞いてみると、PNB が1986年に制作した映画 『Nutrcaker (くるみ割り人形)』 を少し観たとのこと。『Nutrcaker (くるみ割り人形)』 はホリデー・シーズンの定番のバレエで、私は何度も生の舞台を観てますが、早く息子と一緒に観る日が来ないかなと思ってます。
で、今日、息子が「また Nutcracker の映画観たい~」と言うので、今度は並んですわって観ました。第1幕は3場もありますが、たびたび私の方を見て嬉しそうにしながら最後まで観たのでビックリ。第2幕は息子にとっては退屈な場面が多いのか、遊びながら観ていたものの、上のビデオの57分50秒ぐらいのところで登場するピーコック(孔雀)の踊りに釘付けになってました。この踊り、きれいだし、女性ダンサーながら、中性的なところもあって、好きです。
でも、あの長い舞台を生で観られるのは、やっぱり後3年ぐらいかかりそう。来年の春に1幕のバレエ 『ピノキオ』 からスタートしてみます。