20年以上もアメリカにいながらクリスマスは無関係な行事でしたが、子供はいろんなところでクリスマス情報を仕入れてきますね。
今年はクラスで世界各地のお祝いの一つとしてクリスマスについて学んだらしく、2歳だった去年は怖がっていたサンタクロースが「プレゼントをくれる人」「寝てる間に来る人」ということを理解したらしく、「マミー、こうやって寝て。サンタさんが来るよ」と、ソファで寝たフリをして、「サンタさん、来た?」と聞いてました。「サンタさんはクリスマスの前の夜に来るんだよ」と言ってもまだピンと来ないようですね。特定の日にしか来ない、派手な服装の太っちょオジサン、いったい何なんだろうね。そもそもプレゼントをくれると言われても、何かをくださいとサンタクロースに言ったりお願いしたりするというのもピンと来てないようです。
さらに、ツリーの下に数日前から置かれているプレゼントはサンタさんがくれたものではなく、マミーやダディ、グランパやグランマ、お友達がくれたもので、クリスマス・ストッキングにもマミーとお友達がくれたものが入ってる・・・「じゃあサンタさんは何くれた?」となるわけですが、その関連性の理解は、まだ先のことのようです。
でも今年はたくさんの車、レゴ、日本語の本、トーマスのおもちゃ、くるみ割り人形、サンタクロースのチョコレートなどもらってビックリしていました。たくさんの車はきれいに並べて「これはマミーの」「これはダディの」とか分配し、レゴは私の目論見どおり家族で日常的に何かを一緒に作り、新しい日本語の本4冊は寝る前に必ず全部読み、くるみ割り人形にはなぜかお供え物をし、トーマスのおもちゃもトレインテーブルで活躍し、サンタクロースのチョコレートはマミーとシェアしてくれるなど、あげたもので気に入らなかったものはないみたい。スカイプではグランパとグランマにプレゼントを披露していました。
そんなわけで、今年はプレゼント主導のクリスマスになってしまいましたが、気に入ってくれるかなとあれこれ考えてくれた気持ちがありがたい。来年はまた違ったクリスマスになるような気がします。