でも、昨晩、息子が寝る前に喉が渇いたというので一緒に一階へと階段を下りていた時、ハッと息をのんで立ち止まった息子が「今日もリンゴのケーキ作らなかった!今から作ろう!」と言い出しました。いやいや、もう寝るよ、明日作ろうねと言うと、本人も実は疲れてたのですんなり納得してくれましたが、今朝起きたら「マミー、リンゴのケーキ、今日作ろうね。今はだめだけど、学校から帰ってきたら作ろうね。」食べ物に関する記憶がすごくいい。もうこれ以上引き伸ばせないか・・・というわけで、晩御飯を作りながらケーキを焼きました。
リンゴを煮る時はマクロビの本にあったように、無糖のオーガニックのリンゴジュースとレーズンを入れて、砂糖はなし。すごくおいしくできて、そうか、これからはこうすればいいなとようやく理解しました。焼きあがるまでの最後10分はオーブンの前で椅子にすわって息子を抱っこし、「いいにおいがするねえ」とか話しましたが、そういう時間を持てるようになったことが嬉しい。『こぶたくん』 のお話でお母さんとクッキーが焼けるまで、雨の音を聞きながら待つシーンを思い出しました。焼きあがったケーキは、しっとりしていて、リンゴの味が優しく、息子も「おいし~い!」とのこと。良かった良かった。この一言が、疲れを癒してくれるんですね。