パンプキンをいただいてきました


10月と言えばハロウィン。
ハロウィンと言えばパンプキン。

そんなわけで、あちこちの店には9月からパンプキンが並び始めました。もちろん、ハロウィンのいろいろなデコレーションやコスチューム、お菓子なども、お店の棚を占領しています。

メンバーになっている CSA の Root Connection ではもう飾り用のパンプキンができあがったとのことで、U-PICK してきました。この時期にいろいろな農家が開催するパンプキン・パッチに行くと、工作やコーン・メイズ(背の高いトウモロコシで作った迷路)、ポニー・ライドなど、いろんなエンターテイメントが楽しめますが、Root Connection は好きなかぼちゃを選んで持って帰るだけ。でも、大人だって天気のいい日にオレンジ色のパンプキンがごろごろ並んだ広々とした畑にいると和みますし、子供にとってはそれだけでも楽しいもの。3歳でも「ハロウィン=パンプキン」という図式が見事に刷り込まれたので、ハロウィンの時期じゃなくても「かぼちゃを買って、カービングしよっか!」と誘ってきます。私が幼い頃はハロウィンなんか知りもしませんでしたけど、育つ環境がまったく違うとこうも違うんですね。

残念ながら、ハロウィンの飾り用のかぼちゃはこの時期しかないのですが、それが2歳の時はまったく意味不明だったようです。そりゃそうですよね、2歳では時計で表示される時間という時間の感覚がなく、体内時計や日時計で機能してる感じなのだし(おなかがすいたからご飯の時、太陽さんが寝ちゃって暗いのは夜と言う、みたいな)、1年なんて感覚もない。教えられてもわからない。それがまた面白いですよね。これからどういうふうに時間とかいう感覚が身についていくんだろう。それを目の当たりにできるのは、本当に貴重なことです。旧暦で生活していたところに太陽暦を持ち込んで、いきなり今日が1月1日ですと言われて太陽暦になって、それが何年もかけて一般的になっていった時の心理状態を想像してしまいます。

3歳になると、今日、明日、明後日(でも「明日も明日も」というのが、息子の "明後日" の呼び方ですが)、昨日(まだ過去のことすべてが "昨日" ですが)、春夏秋冬という季節の存在と特徴がだんだんわかってきました。数字は1から12まで言えても、今は何月だから何というのはまだわからないので、ハロウィンだよと言われるとハロウィンが来るのだとわかるという感じです。でも毎日「今日はハロウィン?」と聞くので、この調子だと、来年はもう何月かわかって、それがハロウィンの月だということがわかりそうですね。