汽車に工事車両、そしてロボットのレスキュー隊 英語アニメ③選

「男子はハマる」と言われる乗り物やロボット。わが息子も、早速いろいろハマッています。今回は息子がハマッていった順番に、英語アニメをご紹介します。

Thomas & Friends

最初にハマッたのは、やっぱり 『Thomas & Friends』。日本語の正式名称は 『きかんしゃトーマスとなかまたち』。オードリー牧師さんが描いた絵本が映像化されて1984年にイギリスで放送が始まったもので、今でも映画が作られたりしていますね。

主人公はトーマスという蒸気機関車で、舞台のソドー島で、たくさんの蒸気機関車とともに働いています。蒸気機関車が最高とされる世界のようなんですが、意地悪な貨車、意地悪だけどちょっとかわいそうな面もあるディーゼルたちなど、いろいろなキャラクターが登場します。日本から来たというヒロという名前の力士を連想させる機関車もいます。

育児が始まる前は、「機関車に顔がついてて、さらにその顔がかわいくな~い。気持ち悪~い」と思っていたのですが、息子がどんどん名前を覚えていくもんですから、私まで見分けがつくようになってしまいました!英語だけでなく、日本語の DVD もいくつか買って一緒に観ました。よくできてますねえ。夏にはトーマスのイベントにも2回行って、息子と巨大なトーマスが牽引する電車に乗り、記念写真を撮影しました。

マサチューセッツ州の Edaville に、Thomas Land がオープンしたそうですが、ちょっともういいかな・・・。

こちらは、70年を記念して作られたドキュメンタリー。原作者のオードリー牧師の孫のクリストファー・オードリーさんが出演しています。



Bob the Builder

"Can we build it? Yes we can!" という掛け声とともに、ボブという男性キャラが、ディガーやブルドーザーなどの工事車両とともに、難題を解決したり、冒険したりするストップモーション・アニメの 『Bob the Builder』。工事車両それぞれ性格が異なり、仲たがいをしたり、勝手に勘違いして落ち込んだり、助け合ったりしていて、ちょっとトーマスに似ています。

なんとこのシリーズもイギリス発なんですね。1999年に BBC で初放映されて大人気となってから、30カ国以上で放送されているそう。いや~、子育てを始めるまで、まったく知らない世界でした。ストップモーションアニメなので、動きがカタカタしててかわいく思えてしまいます。

でも、2日前に、The Guardian などで、これが CGI でメイクオーバーされたというニュースが


当然ながら、オリジナルのイギリス版ではボブをはじめとするすべてのキャラがブリティッシュ・イングリッシュ。おお~、なんだかイメージが変わりますね。でも、あれ、ボブがなんだか普通のプロポーションになって、工事車両キャラがツルツルしてるみたいにキレイ!?さらに、動きが滑らか。独特の世界が壊れてしまったようで、もったいない・・・。


Transformer Rescue Bots

ある日、従兄の家から帰ってくるなり、「トランスフォーマー・レスキュー・ボッツっていうのがあるんだよ」と教えてくれたのがこれ。また従兄に余計なことを教えられたかと一瞬思いましたが、これはそれぞれ性格も能力も異なるロボットが、いろいろな難題を解決するシリーズ。息子は戦闘は嫌いなので、これなら安心して観られるようです。


舞台はメイン州の沖にある架空の島グリフィン・ロック。地球にやってきたレスキュー・ボッツの生き残り部隊が、グリフィン・ロックに住む救助隊一家のバーンズ家と協力し、さまざまな災害や事故に対処して人間を助けながら、チームワークについて学び、家族の絆を深めていくという、なかなか教育的なものなんですね。これこそヒーロー!

ストーリーも作りこんであるので、息子と一緒に観ていても退屈しません。おかげで、消防車になるヒートウェーブ、パトカーになるチェイス、ブルドーザーになるボールダー、ヘリコプターになるブレイズ、末息子のコーディー、お父さんのチャーリー、グリーン博士とその娘のフランキーなど、主要キャラもしっかり記憶。

まだシーズン1を見始めたところなのですが、このシーズン3のトレーラーでは、なんだか怪獣(?)が出現しますね。楽しみ・・・と言えば楽しみかも。