バイリンガル児、わかってるようでわかってない♪


ついこの間まできれいな秋晴れが続いていたシアトル。あちこちが赤や黄色やオレンジになって、見事でした。が、この火曜日から曇りと雨のお天気に。大雨ではないのですが、すっきりしない空模様です。シアトルらしいと言えばそれまでですが。

いつからか、息子は近所に住む従兄と遊びたい時、電話をかけて遊べるかどうか聞きたがるようになりました。

iPhone の電話は私の指で指紋認証する方法でしか使えるようにならないと息子に思い込ませているので、私が電話をかけてあげます。

義姉(息子にとっての伯母)が、

"Hello?"

と、うちの息子だとわかっている声で出てきます。

その後、息子が何と言っているか、普段はあまりその部分は聞いてなかったのですが、今日は

"Hello! I am xxx."

と言っていることに気づきました。

そうか、電話での「○○です」という言い方を教えてあげなくては。

その後の会話はたいていこんな感じ。

息子 "Can I play with William?"
伯母 "Oh sure. He will be back in an hour from school. Do you want to come over now or do you want to walk over with your mommy later."
息子 "I will walk over with mommy later."
伯母 "OK. See you later then."
息子 "See you."

そして、電話を切ったとたん、

「なんでウィリアムは今うちにいないの?」

と聞く。

「えー、さっきおばちゃんが、学校から1時間後に帰ってくるって言ってたから、学校にいるんだよね」

と言うと、

「ああー」

なんだ、わかって会話してたんじゃなかったの?

しばらくして、スクールバスの停留所から歩いて帰ってきた従兄と伯母が我が家に寄ってくれたので、息子は大喜びで出かけていきましたとさ。