北海道の株式会社・植松電機の植松さんが、自身の Facebook で先生によるいじめ、先生主導のクラスによるつるしあげについて書かれていました。
読むのが辛くなるほど、ひどい。
よくそこから立ち上がれたな、と思います。
やはり信頼し、尊敬できる、おじいちゃん、おばあちゃんなどの存在が大きかったようです。
そういった経験から、「どーせ無理」をなくそう、全国各地で講演をされています。
植松電機のサイトでも、下記のように書かれています。
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「どうせ無理」を
「だったらこうしてみたら?」に。
人の可能性を奪わない社会を目指します。
「どうせ無理」という言葉は、人の可能性を奪います。興味を持たなくなり、やる前に諦め、考えなくなってしまいます。 「だったらこうしてみたら?」という言葉は、人の可能性を広げます。やったことが無いことに挑戦し、あきらめず、より良くを求めるようになります。
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子育てを始めて驚いたのは、わずか3歳、4歳、5歳の自分の子供に、「どーせ無理」と言う親が、本当に存在することです。
植松さんも TEDx の公演で語り、ブログや Facebook でも書かれていますが、そうした暴言の原因は、その発言する人の自信のなさの裏返しなのかもしれませんね。
「"うまくいかない=失敗=だめ" と思い込んでいると、やったことが無いことと関わりたくない」
「"知らない=恥ずかしい=だめ" と思い込まされている人は、知らないことに関わりたくないです。 だから、経験を増やせません」
「やったことがないことや知らないことを知ることで、経験値を上げ、成長していくわけですが、失敗もあります。失敗しないようにするには、何もしないのが一番です。でも、老いによって性能が低下し、できることが減り、ストレスになります」
「そんなストレスがたまりすぎると、他人の批判・悪口をいわなければ自分を守れない人が出てくる。まわりの挑戦を阻害し、失敗を糾弾します。そうするとまわりは失敗できなくなる」
私は幼い頃に「無理」と言われたことはあまりなく(あったかもしれないけど、忘れたか、聞いてなかった)、最初からそう思わない思考で、「どうしたらできるかなあ」と考えるようになっています。
でも、子供が生まれてからは時間と労力のやりくりが大変な時があったりして、自分で「無理」と思うこともあったり、加齢とともに、「さすがに今からそうなるのは無理」と思うこともあったりして、そんな自分に逆に驚いたりすることも。
次に進めるのは、家族など周囲の支えがあってこそ、です。