"Eyes on me!" 水泳教室で先生が繰り返す言葉


夏本番!

と言いたいところですが、7月に入ってからは涼しい日が続いているシアトルです。独立記念日も涼しかったのですが、昨年と華氏で20度ぐらい違うんですよね。ああー暑い夏は今年は来ないのでしょうか?

息子はそれでも屋外プールでの水泳教室に通い続けています。いちおう温水なので、入っていれば温かいのですが、出ると寒い日も。ちょっとやる気にも影響してしまうのですが、なんとかモチベーションをあげて水泳に直行!

クラスは先生1人に子供は最大6人まで。先生は2週間ごとに交代してしまうシステムですが、先週と今週は息子の好きな朗らかなローレン先生。6月に息子が自分のクラスにいたことを覚えているほど記憶力が良く(普通のことかもしれませんが、私には無理)、初日にも息子を最初から名前で呼んでくれました。

これって、トテモ重要!

息子も「Lauren 先生、好き~」と言っています。

さて、練習開始。全員が10回ほど頭の上まで水の中につけるというアクティビティを繰り返し、それが終わったら今度はクロール、ビート板でのバタ足、背泳ぎなどを続けてやります。

その境目で、ぼや~んと、あらぬ方向を見ていたり、何か自分の世界に入っていたりする子がいると、先生は、"Everyone! Eyes on me!" と、優しく呼びかけます。「みんな!先生の方を見て!」という感じですが、これでわりとみんなハッと目が覚めたように先生の方を見ます。たまにそれすら聞いてない場合もありますが。

モンテッソーリのプリスクールでは、金属製の筒のようなものを先生が棒でそっとたたき、り~んと穏やかで美しい音が鳴ると、みんなが静かになっていました。もちろん、たまには子供達が何かに夢中で興奮して、静かになるのに時間がかかることもありますが、先生は絶対に叫ばないし、大声を出しません。

これには日本から来て見学していた母も「うちの近くの幼稚園と違うわ~。あっちは先生がずっと叫んでるし、ずっと大声で注意してる」とビックリ。

なので私が家でイライラして大声で叱ったりすると、息子に逆に「ごめんなさい。でも、大きな声じゃなくて、ちゃんと説明して。ちゃんと聞く」と言われて、猛省することありです。