"I can do it. It's easy." 「できるよ。簡単だよ」と言えるということ



午前9時から午後3時までレゴのキャンプ
午後3時半から午後4時半まで Costco で買い物
午後5時から午後5時半まで水泳教室
午後6時半から午後7時までロッククライミング
午後7時半から午後8時半まで晩御飯
午後9時過ぎまで従兄弟や近所の子供たちとバドミントン

今日の息子の1日でした。

立て続けにやっても、全然オッケー。

と言っても、大人でありがちな、忙しくしてるのが好きという感覚とか、忙しくしてるから自分はすごく充実してるという思考とか、そういうのは5歳児にはないですね。

ただ好きだからやってる。
やりたいからやってる。

そんな感じですね。

そんな息子の最近の口癖は、

"I can do it. It's easy."
「できるよ。簡単だよ」

いろんなことで何か自信がついきてるんですね。

でも、できなかったりすることだって当然あるわけで。
それでもいいんです。

そこで「モンテッソーリらしい」と思えるのは、

「大丈夫」

と言って、代案を自分で考えて出してくるということじゃないかと思うんですよね。

サッと代案を出してくるというのは、モンテッソーリのお父さんやお母さんと話しあってみると、やっぱり共通しています。

私は5歳の時にそんなことできなかったと思うので、それを自然にする息子に、いちいち感心。

例えば、この春、日本に滞在していた時のことです。息子と私は実家のある神戸からちょっと離れた街に滞在していたのですが、その中間地点で私の母(息子にとっては祖母)と会った日、食べてもらおうと思って買っていった天然酵母のパンを渡し忘れたことに、別れてから気づいたことがありました。

「ああー、パンを渡すの忘れちゃったよ」

と私が気づいて言うと、息子は「あ」と言った後、困ったような顔をして、それから、

「大丈夫だよ、ママ」

と言って、

「そのパンは、僕とママで食べよう。そしてね、明後日また会う時に、新しいのを買って行ってあげよう」

と言いました。

この
「大丈夫だよ」
と、心をこめて、安心させたくて言う一言は、すごく効果がありますよね。

私が何かミスした時、息子がしっかりした声で、

「大丈夫だよ」

と言ってくれると、本当に安心します。

なので、息子が何かミスしてしまって、5歳児なりにヤバイと思ってるようなとき、その行為に対して叱っても、息子という人間については

「大丈夫だよ」

と言ってあげられることが、なんとなく私と息子の絆をポジティブに強くしてくれている気がします。

自分でも

「大丈夫」

と言うと、なんだか大丈夫な気がしてくるというか、大丈夫なように動く次のステップが見えてくるというか、そんなときがあります。

そして、
"Why don't we ~"
「~したらどうかな?」

"Let's ~"
「~してみようよ」

"Maybe we can do it this way."
「こういうふうにならできるかもしれないよ」

"We can do it this way"
「こうすればいいんだよ」

と、息子がさくさく考えるのも面白い。


とは言っても、子供が想像する以上に複雑な状況になっている場合もあるわけで!
(さっと思い出せませんが、何かあったかなー 汗)

「全然大丈夫じゃない!」
「簡単に大丈夫って言うな!」

と叫びたい時もあるかもしれませんが、私の場合、息子のこの一言のおかげで、いったんストップして考えてみたら、複雑と思っていたことが全然複雑でなかったり、たいしたことじゃないことがわかったりすることが結構あるんですよね。

また反省。

そして今日一番楽しかったことは?と聞いてみたら、

「レゴ!」

だそうです。

そして、

「ママ~、明日はね、レゴのキャンプでコンピュータ・ラボに行くんだよ~」

とうれしそうに報告してくれました。