「アメリカの新学年は9月から」
というのが普通だと思っていたのですが(大学時代もそうだったし)、なんと息子の幼稚園(Kindergarten)は8月30日スタート。
アメリカは始業日や休みなどが学区レベルで決まっていますが、私立だと学区とはまた違っています。我が家は2歳半から通ったモンテッソーリ教育のプリスクールをこの6月に卒園し、小学校に入る前の1年間のキンダーガーテン(幼稚園)もモンテッソーリ教育を選んだので、公立の学区とは違うわけですね。
でも、新学年はてっきり、9月第1月曜の「レーバー・デー」(Labor Day)の祝日明けからだと・・・(汗
で、いろんなことを前倒しでやらなくてはならなくなりました。
そのうちの一つが、"Comfort Kit" 作り。
リストにあるのは、こんなものです。
- パワー・バーまたはグラノーラ・バー
- 肉の缶詰(フリップトップ)
- フルーツカップ
- 小さいパックのクラッカー
- 小さいパックのドライフルーツ
- ジャーキー
- プラスチック製のスプーン
- フルーツのロールアップ
- 子どもの心を静めるためのお手紙(Letter of Comfort)
- 懐中電灯・電池
- 家族写真
- プラスチックバッグ(ビニール袋)
- ワイプ
- スペース・ブランケット
- 折りたたみ式コップ
子どもの好みや家庭のチョイスで食べ物はいろいろ変更してもいいのですが、保存期間が1年のものを用意するのがルール。
息子は肉をほとんど食べないので、ジャーキーや肉の缶詰はナシ。フルーツのロールアップの代わりにアップルソース、スペース・ブランケットの代わりに、もっと大きくて体がすっぽり入るポンチョみたいなブランケット、折りたたみ式コップの代わりに、スプーンつきの折りたたみ式ランチボックスを入れました。歯ブラシも。
夫が息子に、"This is a comfort kit." と言って、中に入れてあるものをそれぞれ説明していましたが、息子はコレを日常的に幼稚園で見るのだと思ったらしく、
"Can I look at it when I'm sad?"
(悲しい時、この写真を見ていいの?)
「悲しい時ってどんな時?」
と私が聞くと、
「うーん、ちょっと泣いちゃうとかね」
と、息子。
"You are not going to cry. You are a strong boy!"
(泣かないだろう。強い男の子なんだから!)
と夫。
「泣いてもいいけど、何があったかマミーにおしえてね」
"I might cry and I will tell mommy why. 泣いちゃうかもしれないけど、ママには言うよ"
幼稚園で、楽しいことがたくさんありますように。