"Celebration of Life" 無事、6歳になりました。


シアトル、寒いです。

39度というのは華氏。
摂氏だと4度ぐらいですね。

華氏32度が摂氏0度。

明日明後日は晴れるので、道路が凍結しちゃったりする可能性があるらしく、ちょっと怖いですね。

木曜日は雪!

今日も雪といって、うちのあたりはたいしたことがなかったのですが、イサクアに住んでいるスタッフの家の周りは雪景色になっていました(Facebook に載せました)。朝のうちにもう溶けかけてたそうですけど、きれいですねー。


さて、先日、キンダーで息子の6歳のお誕生日を祝ってもらいました。




モンテッソーリでは、お誕生日のお祝いを Celebration of Life と呼んだりします。

私たち夫婦が息子と一緒に登園すると、先生が私たちには図書室で待っているようにとおっしゃいました。

しばらくしてアシスタントの先生が呼びに来てくださり、私たちがクラスルームへ行くと、息子が入り口の近くに立っていて、私たちの手を引いて、用意されていた椅子まで案内してくれました。

その椅子の前には子供達が円になって座っていて、その真ん中には太陽を象徴する火のついたロウソク、その周りに1月から12月までの札12枚が置かれています。ビデオを見つけたので、↑ に貼っておきます。

誕生日の子が地球儀を持って立ち、親、先生、または本人が、誕生から1歳になるまでの話をします。

日本語プリスクールでは親が提供した文章を先生が読んでくれましたが(親は見てるだけ)、今のキンダーでは親が写真を持参して話をします。


"Hello, everyone. I'm ○○○'s mom. ○○○ was born in..."

と話をし始めると、子供たちが一瞬で集中!


息子の生後10日の写真を見せると、

"WOOOOOOOW!"

と声があがりました。

誕生の話もそうですが、その年にその子が何ができて何をしたのか、写真に写ってるのは誰かなど、子供たちはものすごく興味があるんですね。


話すのに一生懸命になりすぎて(苦笑)、その時の息子の表情をあまり見られなかったのが残念。


1歳までの話が終わると、息子が地球儀を持って太陽の周りを1周。

その間、先生と子供たちが

"The earth goes around the sun, then ○○○ is one."
(太陽のまわりを地球がまわる。○○○ は、1歳になりました。)
  

と歌を歌います。

そして今度は2歳になるまでの写真を見せながら話をし、終わると今度は太陽の周りを2周。

これを繰り返して6歳までの話をします。

子供達の集中力がすごい。


そしてこれは日本語プリスクールではなかったことですが、終わった後に先生が "excuse your friends" と呼ぶ儀式をしました。

息子が椅子に座り、子供を一人ずつ名前で呼ぶと、呼ばれた子は息子の所に来て握手し、"Happy birthday" と言って、それぞれのお仕事に戻っていくのです。

「地球がおひさまのまわりを1周したね~」
「僕は6歳だから、つまり6周したことになるんだね~」

息子はこの儀式のおかげで、自分が1年大きくなる間に地球が太陽の周りを1周し、その間に12の月と季節の変化があるとなんとなくわかってるらしい。

私が6歳の頃なんて、そんなこと全然知りもしませんでした。

無事に6歳になったことに感謝です。