"I wanted to play ping pong together" 92歳のおじいちゃんと6歳の息子との時間


私が16歳の頃からお世話になっているご夫婦をクリスマス前に訪問しました。

幼い頃から何度も会っている息子はとても楽しみにしていて、「また一緒に卓球したい」と前日も何度か言っていました。


そこでいただいたのがこの木製のパズル。

"This is at least 75 years old" 
(これは少なくとも75年前に作られたものだ)


ご主人は92歳。

第二次世界大戦中ですね。

少なくとも17歳の頃からずっと持っていた、自分の孫たちにもあげなかったもの(孫たちはもう大学生)。

貴重すぎて、受け取っていいものかちょっと考えましたが、

"I want you to have it."
(君に持っていてもらいたいんだ)

と息子に言ってくれたので、いただくことにしました。


ご主人は一人でバスに乗って出かけたりするほど元気ですが(でも訪問した日はやはり疲れてしまって卓球はできず)、奥様のほうが足腰が弱ってしまっています。

睡眠時間や食事時間も不規則になり、ご主人はそれに付き合うので、ちょっと睡眠不足になって疲れていると話していました。

でも、優しく、ユーモアたっぷりで、明るく楽観的に物事を捉えようとするところは若い頃と変わらない。

入居している高層ビルのホームでもいろいろな人と挨拶しあい、言葉を交わしてます。

このホームには400人ぐらいが入居しているそうで、「皆がフレンドリーで、友達だ。スタッフの数も多くてフレンドリーで助かる」とのことでした。

老齢になったときにどんなふうに過ごしたいか。どうありたいか。

いろいろ考えさせられます。