"There's a magic." 美味しく作るための魔法の言葉

Ba Bar のフォー・ガー。オーナーのエリックさんはやり手のビジネスマン。
材料にもこだわってます。

これまでたびたび納豆について書いていますが、我が家の息子は納豆が大好き。

ご飯に乗せて食べるのも好きですが、納豆炒飯にする方が多いです。

1)最初に納豆と卵をしっかり混ぜておいて
2)油をひいて温めたフライパンに入れてちょっと炒めて
3)そこに温かいご飯を入れて、粘りが取れてふんわりするまで炒める
4)炒めながら、刻んだネギも入れる
5)醤油で仕上げて、出来上がり

とても簡単なので、息子も最近は手伝うようになりました。

私が仕事から遅くに帰ってきた日の翌朝、

「昨日ね、ママがいなかったけど、納豆チャーハンが食べたくなったからダディと作ったんだよ。教えてあげた」

と、息子が話してくれました。


朝ご飯にその残りを食べたいというので温めてあげると、

「ママも食べる?」

 どうも食べて欲しいみたい。

いつもは「全部自分の!」と言うのに(笑)。


で、私もボウルに入れて食べてみると、すごく美味しい。

私のは納豆の粘りがうまく取れずにご飯が団子みたいになってしまったりするのに、息子のは丁寧に炒めてるからか、納豆がちゃんとパラパラになっています。

「おいしいなあ」

と言うと、嬉しそう。

「どうやってこんなに美味しくするの?」

 と聞いてみると、

 「あのね、マジックなんだよ」

と言って、私の横に来て小さい声で

「上手にできますようにーって、考えながら作るんだよ。それがマジック」

と、はにかみ笑顔で教えてくれました。

ハッとなりました。

最近、毎日のご飯について私が考えていることと言えば、とにかく「食事を出す」こと。

あっという間に午後6時とかになって、

「ああーまたご飯を作らないと。誰か作ってくれ」

と、たびたび考えてます。

とにかく夏休み中は午前9時からのサマーキャンプに送っていき、午後3時にお迎え、午後4時からの水泳に向かい、午後5時までプールで見学、そして午後6時に帰宅・・・なので、昼間の6時間弱でミーティングとか入ってしまうと仕事が終わらず、やっぱりデスクワークがみっちり4時間あったら夜も早く寝られるのにと考えつつ寝不足です。

なので、

「上手にできますように」

なんて、頭の中をよぎったのはいつのこと?

夫は文句をつける人でもなく、なんならパスタだけでもいいし、私が作れないなら何か自分でできるものを作るという感じなので助かってますが、これじゃ子供のロールモデルにならない。

上手にできますように。

 明日はそう考えながら、やってみるか~

(でも、いきなり外食になったりするかもしれませんが)