シリアル


以前から買ってるシリアルの会社 『Cascadian Farm』 の新製品 
『Fruitful O's』 というのを買ってみました。

上の写真の左側の袋がそれです。
Whole Foods で2箱6ドル。
材料はオーガニックで、
甘みと色はフルーツと野菜の自然なものです。

これまで買ってた『Purely O's』 と違って、
薄く色がついてて、1個1個がちょっと大きいので
子供も楽しいかも。

しかし、適切な大きさって、ほんと重要ですね。
小さい手でもつかみやすいし
まだ細かな動きができない段階では(指先で丁寧につかむとか)
ガシッとつかめる大きさだと便利。
スナックを入れる容器からもこぼれにくいし。

ちなみに、スナックを入れる容器はこういうのがあります。
何個か試してみましたが、これが一番使いやすいかも。


この容器を買ってきたのはいつだったか忘れましたが
これは入れ物という、中に何かを入れられる物で、
中には食べられる物が入っていて
その食べられる物を自分で取って口に入れるんだといったことを
息子がまだわからなかった頃でした。
それに、固形の食べ物を食べ物と思ってなかったし、
食べることに興味を示してなかったなあ。

21ヶ月になった今はこの容器にドライフルーツとかシリアルとかビスケットとか
砂糖を使ってない自然のものを入れてあげてますが
ガッと指をつっこんでスナックを出して、ぼりぼり。
時には私が入れたものを選別して食べてたりして
好みが出てきてるんだなと感心。

人間って人生の最初の頃は
短期間でこんなに成長するんですね。
こういうことがすごいことで
いちいち感動することなんだとわからなかった以前は
親になった人たちが何をそんな感心・感動してるのかわからず
親ばか大集合にしか見えなかったなあ(苦笑)。

で、上の写真で右側に写ってるのは
母親のところに息子を連れて遊びに行った夫が持ち帰ってきたもの。
さすがアメリカという、すごい色使い。
こんなのばっかり食べさせられてたら
こんなのじゃないと食べなくなったりして。

夫もそこにいたのが母親だけだったら断れるんですけど
それを食べてる甥っ子たちがそこにいると
息子も食べたがってしまうので
なかなか断れない。
ちょっとだけねとあげてしまう。
ま、そういうこともあります。

断れないと言えば、
先日、近所に来たアイスクリーム・トラックは
ちょっと問題でした。

ちょうど歩道を歩いていた夫と息子のそばで停車して、
「このアイスクリームを息子さんにどうぞ」と、
アイスクリームを渡そうとしてきたらしいです。
それはいわゆる砂糖とか化学物質とかがいろいろ入ってる市販のもので
夫が、「結構です」と断ったのに、
「ただのアイスクリームですよ」
「問題ありませんよ」
「無料ですよ」
と、ドライバー。

喜ばれると思ったのに逆の反応をされて驚いたのか?

でも、問題あるかないかは、他人が決めることじゃないですよね。
ましてや子供が口に入れるものですから
親がいろいろな考えを持っているのは当然。
アレルギーだってあるかもしれないし。
(うちの子供は特にないですが)

でも、ほんと人それぞれ。
みんながみんな砂糖とか着色料とかカフェインとか化学系の物を
あげないようにしてるというわけではないし、
全然気にしてないという人もいます。

私の場合は親がガンになったりしてから
食生活にいろいろ気をつけるようになったのですが
(ガンの原因は食生活だけではないという議論はさておき)
いちいち説明するのはしんどいしあれこれ聞かれるのも面倒くさい。
アメリカ人とだったら
「文化の違い」「考え方の違い」ということが前提にあるので
「ああ、そうなんだ」
で終わるんですが、
日本人同士だと共通点があるという前提があるので
根掘り葉掘り聞かれて疲れる。

今はこっちにいる日本人の間でも
アメリカの食品のみならず
日本から輸入されてる食品について
温度差がある時代。

でも、英語でも "informed decision" と言うように
いろんな情報にもとづいて
それぞれが判断してるということで、
相手がそれをこっちに強制してこない限り、
または私に断りなくうちの子供に食べさせようとしない限り
それぞれ自分でいいと思うものを食べたらいいんですよね。

私もたまにポテトチップスを食べます。
とりあえずオール・ナチュラルでトランスファットがないという
KETTLE』 と 『Tim's』 を選んではいるものの
結局、体には良くないんだけど食べている。
そういうこともありますね~。