"Backseat Parenting"  ゴリラと育児

先日、シンシナティ動物園のゴリラ舎に3歳児が入りこんでしまい、絶滅危惧種のゴリラが射殺された事件。おりしも、日本では北海道で男児が行方不明になる事件が同時に発生していたので、どちらも子供関係ということで気になって仕方なく、ずっと追ってました。



結局、この記事で一番言いたかったのは、「そもそもヒト相手でも、自分の想像力や経験で理解・想定できる話にまとめてしまいがちなのが人間」というところかも。

車の後部座席にすわって、運転に関してあれこれ言う人のことを、"backseat driver" と言いますよね。"backseat" は後部座席。

今回のゴリラの事件では、親の育児について、ものすごい育児エキスパートのような意見がネットにあふれてましたが、そんなふうに関係ないところから育児に関してあれこれ言うことは、"backseat parenting" と言うそうです。

北海道の事件でもそういうコメントする輩が多かったですねー。

でも、親になってなかったら、私もそんなふうに育児をわかってるかのような意見を周囲に言ってたかも。自分が親に育てられた経験の範囲でしか考えられてないということをわからずに、シンプルにまとめてしまって。