サンタさんへ |
アメリカでは(アメリカだけなのかわかりませんが)、プレゼントをくれるサンタさんをねぎらうというか、感謝するというか、そういう意味で、クッキーとミルクを置いておきます。
子供たちが寝た後、親が食べておき、クリスマスの朝に子供が「あっ!サンタさんがちゃんと食べてるよ!」と驚いてくれるという仕組みです。
なので、クリスマスイブには友達家族がクッキーを焼いてる写真が Facebook に並んだりするんですよね。
両親に言われて気づきましたが、日本ではそういう習慣はないんですね。忘れてました。
今年5歳になった息子には、そうしたことはすっかり刷り込まれているので、「サンタさんにクッキー焼かなくちゃ!」と自分で言っておきながら、なぜか彼なりの変化球(?)で、私と一緒に焼いたミニサイズのチョコレートマフィンを2個、ミルクと置くことにしました。
息子を寝かしつけた後、自分も寝ようとして、マフィンを食べ忘れたことに気づき、「気づいてよかったー」と、あわてて食べ、ミルクもちょっと飲んでおきました。
翌朝、早起きした息子が私を起こしにやってきて、
「マミー、サンタさんがこれくれた!」
と、プレゼントを持ってきました。今年はいろいろなプレゼントがあったので、あちこちに隠しておいたのですが、自分のベッドの下にあったものをまず見つけたようです。
そして、
「サンタさんね、マフィン、1個しか食べてなかったよ。おなかいっぱいだったのかな・・・」
と言ってました。
「そうだねえ、あちこちで食べてきてるから、おなかいっぱいだったんだろうね」
と言うと、
「じゃあ、残りの1個、食べてもいい?」
それが目当てか!