"I'm going to swim really fast at the championship!" いよいよ今シーズンの水泳が終わります

水泳チームの練習も今週で終了

カナダはブリティッシュ・コロンビア州の森林火災の煙が南下してきて、8月に入ってからシアトルの空は白いままです。

呼吸器系統の病気もなく、あまりセンシティブじゃないほうなので、特に目や喉が痛いということはないのは幸いなのですが、なんだか気分がすっきりしない!いつもの青空が恋しい!

でも、息子のセーリング教室も、水泳チームの練習も大会も、いつもどおり。

今週土曜日は水泳のチャンピオンシップで、近隣の市のチームに入っている子供たちが泳ぎます。

シーズン半ばを過ぎた頃からほぼ毎週、市対抗の水泳大会が行われてきましたが、3位までは "First Place"(1位)、"Second Place"(2位)、"Third Place"(3位)と、開催日や種目などが書かれたリボン(ribbonと呼ばれている)がもらえるんですよね。

がんばって、これがもらえた時の誇らしさや嬉しさなどが混じった息子の顔は、なんとも言えません!


"I'm going to swim really fast at the championship!"
(チャンピオンシップで、すごく速く泳ぐからね!)


このようにやたらポジティブな息子ですが、現場に行くと「やっぱりやりたくない」とか言い出すこともあるので、プレッシャーを与えないよう気をつけながらポジティブな態度を崩さないように盛り上げていかなくては・・・。


チャンピオンシップの翌日はプール・パーティー。なにやら、みんなでケーキを食べるとか。


そのことについてヘッドコーチから保護者宛に来たメールは、

「今週で今シーズンも終わりです。あなたのスイマー(swimmer)たちが夏の水泳チームの体験を、私たちコーチと同じぐらい楽しんでくれたことを願っています」

というような言葉から始まりました。

「この水泳チームは、すべてのレベルのすべてのスイマーに、レクリエーションとしての水泳チームの体験を提供し、コーチ陣はメンバーたちがポジティブでお互いを尊重する関係、水泳のスキル向上、チーム感覚や水泳に対する LOVE を持つことに焦点を当ててきました」

「このチームと市は、すべての人を受け入れる場所であり、ダイバーシティを高く評価し、尊重し、平等で、インクルーシブです。コミュニティ感覚はとても強く、参加者全員がプログラム参加中に高く評価され、尊重され、安全であると感じるはずです」

「このチームは、レクリエーション目的の水泳チーム体験を、安全で、インクルーシブで快適な環境で提供することを目標としています。来年もあなたがこのチームに参加してくださることを楽しみにしています」


ヘッドコーチは特にいつも上機嫌でポジティブでムードメーカー。その他のコーチたちも明るく、あらゆる人種の子供たちに対応し、全員の名前を覚えているようです(英語の名前だけではないのに)。私なんてコーチの名前でさえ混乱してるというのに(苦笑)。


息子が3歳か4歳だった時に一時通っていた屋内プールでは、ずっと仏頂面のコーチや、むやみにマッチョな教え方のコーチがいて、息子が怖がってやる気をなくすし、私も精神的にしんどかった・・・。なのでそのプールは行かなくなりましたが、幼い子供が初めてトライした何かを好きになるか嫌いになるかは、先生やコーチが本当に大きな影響を与えますよね。


でもこのヘッドコーチが6年間教えてきたこのチームを去ることになったという発表がありました。これから歯学部に入学することになったからというのがその理由。アメリカらしい展開で、親たちは "Congrats!" と彼のこれからの成功を願って声をかけてました。


シアトルの夏もあと1ヶ月ぐらいですね。

カナダの皆さんたちもタイヘンな被害をこうむっているという森林火災。
早く消し止められて、きれいな青空が戻ってきますように。