Air Chilled

Whole Foods では最近、air chilled という処理をした鶏肉を販売してます。実はもっと前から販売してたのかもしれませんが、店内に 「air chilled です」というような看板まで置かれてるのには、最近気づきました。

同社サイトによると、屠殺した鶏を冷却室に設置した1マイル以上(1マイル=約1.6キロ)の長さのレール上を冷気を吹き付けながら約3時間かけて移動させ、冷却処理するという方法だそう(MeatPoultry.comに写真がありました)。「ヨーロッパでは40年以上も前からこの方法が使われてきた。この処理方法では味わい深い鶏肉ができあがる」とあります。

いろいろ検索してみたら、2008年に書かれた記事を見つけました。これによると、アメリカではその少し前からこの "air chilled" 方式が導入され始めていたんですね。USDA が安全性について調査してますが、バクテリアに関してはどっちも変わらないらしい。氷水に漬ける方法だと重量の約9%の水を吸ってしまうのに対し、"air chilled" だと約2.5%の水が失われるという調査結果が出たそうです。ということはやはり味は "air chilled" の方がいいのでしょうかね・・・。でも二次汚染に関してはさらなる調査が必要だそう(この後にさらに調査をしたのかちょっとわかりません)。

PCC や Metropolitan Market で販売されてる鶏肉はどうなんでしょう。店に行った時に聞いてみよう。