タバコ・麻薬・武器所持禁止

黒い部分はワシントン州の形をしてます。
近所の公立小学校の入口にあった看板。

「この学校のキャンパスではタバコ・麻薬・武器の所持が毎日・終日・全員に禁止されている」ということです。ま、これはどこの学校でもそうでしょうが、改めてこういうことをワシントン州政府として言わないといけないというのが現実を物語ってますね。

以前に住んでいた家の近くの小学校には、"Gun Free Zone" という表示がありました。日本から遊びに来ていた父が、「拳銃自由地域!」と直訳して勝手に数秒間ビックリしてましたけど、当然ながら「自由」という意味ではなく、「拳銃所持禁止区域」ということです。

銃に限って言うと、子供が関係する発砲事件は後を絶ちませんね。この間は9歳の少年が母親の家にあった銃をバックパックに入れて小学校に持参し、そのバックパックを置いた拍子に弾が誤発射して、同級生で8歳の少女が撃たれ重傷を負いました。少女は5度の手術を受けて命をとりとめ、現在は ICU から一般病室に移動して回復中です。自分の子供が撃たれたなんて知らせを学校や警察から受けることを考えただけでゾッとします!さらにその翌週には母親の交際相手が自家用車の座席の下に置いた拳銃を3歳の子供が取り出し、自分の頭を撃って死亡するという、なんとも痛ましい事件がありました。そんなことになったら、母親はどう生きていけばいいのでしょう。