ご縁

レシャイのマリーナ
先日、私が16歳の時からお世話になっているご夫婦の
誕生日&結婚記念のお祝いに行ってきました。

シアトル在住のデンマーク系アメリカ人で
お父さんは88歳、お母さんは80歳。
で、結婚55周年。

私の祖父母の年齢にあたるご夫婦ですが
私は彼らの "Japanese daughter" で
私の息子は彼らの "Japanese grandson" になってます。

息子夫婦、娘夫婦、孫、友達。
たくさんの人々が集まってくれる。
何十年来のお友達が多いというのは
やっぱり人徳ですね。

お2人の家にホームステイした当時彼らが住んでいたのは、
Leschi (レシャイ)というレイク・ワシントンに面したエリア。
家からも湖が見え、家から坂を1分くだるとマリーナです。

お祝いのイベントの後、そこに行ってみました。
かなり久しぶりでしたけど、あまり変わってません。
変わったのは、湖の向こうに見える
ベルビューの高層ビルの数ぐらいじゃないかと。

ああ~、ここから私のアメリカ生活は始まったんだなと、しみじみ。

デンマーク出身のお父さんは毎日ジャガイモを食べるんですが
ご夫婦は私のためにご飯とジャガイモを交替で出してくれました。
お父さんはガーデナーとして働いていたので、
家にはいつでもたくさんの花が咲いていて、
お母さんはピアノの先生だったので、
いつもピアノの生演奏を聴くことができました。

あの頃は20年たってもここを自分が歩くことになるとは
思ってもいなかったなあ。
ましてや、そこを息子と歩いているなんてね。
本当に、人生ってどうなるかわかりません。