サルの日

またウッドランド・パーク動物園です。
いい季節になってきたので、森林浴してるみたいで楽しさアップ。

たいてい象とかキリンとかライオンとかゴリラとか、なんかメジャーなものの名前を出してくる息子ですが、今回はサルの日でした。西口から入って、ペンギンを見て、この間公開されたコツメカワウソのところへ。初日にも見られませんでしたが、今回はメスが妊娠してる可能性があるらしく、奥の部屋にこもりきりだそうでまた見られませんでした。残念。

でも息子は今日はサルを見たかったらしく、「おさるさん、見るよ~」と言い、たまたまサルの近くにいたので、うまいことサルを発見。「おさるさん、見つけた~」と、手柄を立てたように嬉しそう。

Colobus Monkey
Orangutans オランウータン
英語の発音は "oh-RANG-uh-tan" と、
「ラン」のところにアクセント。

そして、ミーアキャットに、コモドドラゴンも見ました。このあたり、もう名前を覚えていて、「○○ 見る」「○○ 見たい」(最近、「~したい」という言い方を覚えた)、と、ハッキリ言います。ついこの間まではそんなこと言ってなかったのに、成長が早い。さらに今日はミーアキャットが海賊の格好をして "LOVE MOM" とタトゥーを入れているデザインの T シャツを着ていたので、ミーアキャットを見るなり自分の T シャツと同じだとわかったらしく、ジャケットのジッパーをはずして、T シャツをミーアキャットに見せてました。自分が認識している特徴を見つけたら、同じものだとわかるんですね。

生まれた時は何が何だかわかっていない状態なのに、いろんなものに名前があり、さらにその名前がウサギで、大きさとか色とか違ってても、場所が変わっても動作が変わっても、ウサギはウサギというのがどんどんわかっていくのを目の当たりにすると、すごく感心します。私たち大人にとっては当然のことですが、それがまったくわからないところからわかるようになっていくのを見るのはすごく面白い。みんなこうして成長してきて今があるんだなあと。で、「同じウサギでも描く人によって違うのに、ウサギだとなぜわかるんだろう?」と思ってたんですが、ある時、ウサギが穴から覗いているのをこっちから見てる絵がありました。その絵ではウサギの顔しか描かれてませんでした。私はその顔で前歯2本が出てたことなどからウサギだと認識しましたが、息子はそれが何だかわからず、「何?」と聞いてきました。そこでいろんな絵を見せたり描いたりしてみたら、ウサギを長い耳で認識していることを発見。長い耳がついたらウサギだとわかるけど、耳が見えないとわからない。なるほどな~。息子が「描いて~」と言ってくるあらゆるものも特徴をつかんだ絵を描いてあげるとすごく喜んでくれる理由がわかりました。これまでは「下手な絵でもいいのかなあ」とか思ってましたが、全然いいんですね~。

動物園の中も緑がいっぱいです。あまり人も多くないので、のんびりできます。


またピクニックしなくてはー。