次の祝日はメモリアル・デー

Whole Foods Market で見かけたバードハウス。竹でできているそうです。

日本からアメリカにお仕事で来られたばかりの方とのミーティングで、

「5月末はメモリアル・デーの祝日がありますから、5月末ではなくて、6月上旬の方がアポを取りやすいですね」

と言ったところ、

「あー、それ、2件ぐらいにも言われたなあ。でも、なぜなんですか?休みは一日だけですよね?」

とのこと。

確かに、戦没者を哀悼する日であるメモリアル・デーは5月の最終月曜で、一日だけ。でも、アメリカは祝日が非常に少ない(日本と比べると)。連邦祝日は年間10日となってますが、企業が実質的に休みにできるのは、

元日
メモリアル・デー
独立記念日
レーバー・デー
感謝祭
クリスマス

この6日だけ!

なので、有給休暇にカウントされずに休めるわずかな祝日は、アメリカ人にとってとても貴重なのだと思います。

また、メモリアル・デーは「夏の始まり」とされる日。晩秋から早春にかけて曇りがちで雨の多いこの地域では、夏は本当に貴重な季節(残念ながら、緯度の高いここ北西部の夏は7月ぐらいからですけど)。アウトドア・アクティビティもこのあたりから盛んになって、外で開催されるフェスティバルも一気に増えます。

で、その前の週の金曜に有給休暇をとって金曜から月曜までの4連休にしたりすることもありますね。

そうすると、連休明けの週は勤務日が火曜日から金曜日までの4日間のみになるので、ミーティングよりもデスクワークが忙しい週になりがちです。

結果、アポを取るのが難しかったりしますー。