鮭の里帰りを祝うフェスティバルに行ってきました

秋と言えば、鮭の里帰り。鮭が豊富にとれる米国北西部では、鮭がひとつのシンボルとなっています。

なので、「この小川は鮭が帰ってくる小川です。きれいに保ちましょう」という看板があったり、「鮭のために汚水を流さないように」と書かれたマンホールがあったりします。なので、環境に優しい洗剤を使い、汚水をきちんと処理している(と謳っている)Brown Bear などのカー・ウォッシュで洗うのが良いとされています。車を家の前で洗剤を使って洗い流している人は、かなり珍しいかも。(そういう人もいますが)

さてその鮭の里帰りを祝うフェスティバル、Salmon Days (サーモン・デーズ)が、シアトルの東にあるイサクア市(Issaquah)で毎年10月に開催されます。1970年に始まったこのイベントは、今では毎年15万人もの人が訪れる、イサクア最大のイベント。パレードあり、屋台あり、ショップあり、ライブミュージックありの盛りだくさんなものですが、一番の見どころはワシントン州最大の孵化場(hatchery)である Issaquah Salmon Hatchery で孵化し、イサクア・クリークを通って海に出た鮭が、そのクリークをさかのぼって戻ってくる様子を見られることです。


今年はそのイベントに初めて息子も連れて行ってきました。前回行ったのは確か出産前なので、かれこれ4年か5年ぶり。

息子は「大きくなったらスクールバスに乗って学校に行く」と思っているので、
こうしたイベントなどで乗れるチャンスがあるたびに大喜び。

フェスティバル会場。朝から混んでます。

川をのぼってくる鮭が見えます!

元気に泳いでます。川を汚したらいけないよーと、息子。
こんなサーモンを見ると、子供の心にもいろいろな思いがよぎりますね。

これは産卵前に体が赤くなって顔が緑になるという、ソッカイ・サーモン(Sockeye Salmon)。
なんかリアルで迫力がありますね。

前から見たらサーモンに見えませんね。

秋晴れの空の下、ハッチェリーを見たり、歌を聴いたり、ご飯を食べたり。

絵を描くのが好きな息子、「僕もやる。順番待ちたい」と言い、かなり待ちました。

午後2時過ぎには息子が眠くなってしまったので、、夕方からの幼稚園の親睦会までに休んでおこうと、フェスティバルを後にしました。また来年、来てみたいです。