フィラデルフィアでのアムトラック脱線事故

フィラデルフィアでのアムトラック脱線事故。この前日にアムトラックでシアトルからカナダ・バンクーバーに行ったので、背筋が寒くなります。

今回カナダにアムトラックで行ったのは、「グランマ(私の母)と一緒に電車でカナダに行きたい」という息子の希望をかなえるためでした。

シアトル~カナダ・バンクーバー BC を走るアムトラック・カスケードの車内 `

フィラデルフィアでは、制限速度の時速50マイル(約80キロ)の2倍以上の時速106マイル(約170キロ)でカーブに入り、脱線する数秒前に102マイルに減速(約164キロ)したらしいと、先ほどシアトルのメディアが掲載した AP 通信の報道で読みました。今朝、運転していたエンジニアの氏名などを CNN が公表しました。この NY Times の記事では、行方不明の息子さんを探しにフロリダ州から急遽飛んでこられた人の談話が

脱線事故と言えば、2005年4月の JR 福知山線の脱線事故。あの大惨事が起きた時、私は夫と日本に行っていて、両親と電車で長距離を移動中だったので、記憶に強烈に残っています。

起きてはいけない事故。しかし、朝日の記事によると、「アムトラックなど全米の旅客列車では14年に計54件の脱線事故が起き、列車にはねられた人を含めて226人が死亡した」とのことです。

この広い国ではオバマ大統領の長距離鉄道の構想もメリットがあまり見えないこともあるのか、全然進みません。