シアトルで、そば懐石を堪能しました

ウォーリングフォードに2013年にオープンした 『Miyabi 45th』 は、ワシントン州で栽培された北海道原産のキタワセソバ(ソバ農林1号)を自家製粉して作った蕎麦の専門店。

共同オーナーでシェフの相馬睦子さんは栃木県出身で、幼い頃から祖母の打つ蕎麦を食べて育ち、東京で初めて蕎麦の乾麺を見て驚いたと、以前に話してくれました。

相馬さんはシアトル市内各地のスパニッシュやフレンチのレストランでシェフやソムリエ、バーテンダーとして働いていた経験をいかし、メニューには蕎麦以外にも和風の一品料理、オリジナルカクテルなどがいろいろあります。

その相馬さんと、京都で修行して懐石の料理人となって20年の俵裕和さんがコラボしたのが、今回のそば懐石。俵さんはシアトルに来られた直後にお知り合いになりましたが、いつもおいしいものを作ってくださいます~。

普段なら日曜日の夜に友達とゆっくり外食するなんて簡単ではないですが、この日は調整できました。

7コースのお食事をゆっくり味わうのは、本当に久しぶり。

ライムが夏らしさを感じさせる冷かけ

八寸:アルバコア・ツナのたたき、ナッツと豆の和え物、だしまき、アナゴの箱寿司、レンコンのコロッケ

冷やし鉢:アボガドと豆腐、スパゲッティ・スクウォッシュ、トマト、しし唐、茄子

揚げ物:アイダホ・トラウトをヒッコリーでスモークしてパン粉をつけて揚げた一品

ざる蕎麦とコーンのかきあげ

そば湯をアガアガでかためたゼリー、バーボンチェリー、あんこ、沖縄産の黒蜜など
相馬さんが蕎麦の店を出してから、私の「日本で食べる物リスト」から蕎麦が消えました。
ワシントン州のローカル&オーガニックの蕎麦を食べるほうが幸せ。

シアトルでこれだけ食べられたら幸せです。