"You don't say that to yourself or to your friends!" 自分を大切にするということ。

お友達の誕生日会でボウリング

先日は息子のお友達の誕生日会で、久しぶりにボウリング場へ。

土曜日の夕方だったので、たくさんのパーティーが進行中でした。レーンが並んでいる方は暗くしてあり、色とりどりの画面が光って、なんだか不思議な雰囲気。子供たちは光るボウリングシューズをはいて、蛍光塗料入りのスティックを輪にして首や腰や頭に巻いて、居場所がわかるようになってます。大人はビールやワインを飲みながら、子供たちがボウリングをするのを見物。そして、ピザを食べ、ゲームをし、あっというまの2時間でした!


誕生日といえば、5歳児、5歳児、と繰り返し書いてきたのに、気づいたらもう数日で息子が6歳になります。

6年なんて、本当に早いですね。

ついこの間まで赤ちゃんだったのにな~。


先日、何か私がちょっとした失敗をした時のこと。

どんな失敗だったかもう忘れたのですが、そのときなぜか私が自分らしくなく、

"Stupid mommy"
(バカなマミー)

と、自分のことを卑下した次の瞬間、息子が、

"You don't say that to yourself or to your friends!" 

と言いました。

日本語にすると、

「それは自分や自分のお友達には言わないんだよ!」


おお。

なぜ英語なんだ。


確かに、"stupid" はキツイ言葉で悪意ありなので、普段はよっぽどでないと使わない。

普段は、「おばかさん」、または関西弁で言う「あほやな~」にあたる "silly" を使いますよね。

"You are so silly" とか、友達や親子や夫婦でもやさしくやわらかく言うこともありますし、自虐的に "Silly me"(私ってバカだよね~)という感じで言います。


こうした違いを実感できなかった留学したての頃と違って、今はすっかり身についてるはずなのに、いかんいかん!


しかし、それに対する息子の反応がとても正しくて感心しました。


アメリカでは幼い子供に自信(self-confidence)をつけさせ、自分を大切にし(self-esteem)、自尊心(self-respect)を養うことを重視しますよね。


自分も他人も卑下しない。

そうだよなあ。


子供は単に先生の言ってることを繰り返しているだけ、とも言えるかもしれませんが、ちゃんと記憶してるだけでもすごいなと。私ならすっかり右から左かも。

「先生がそう言ってたの?」と聞いてみると、「先生?言ってないよ?」とのこと。

ふーむ。


こうして自分も周りの人も大切にする、そういう思考は、今のアメリカではますます大切なことに思えてなりません。