"Yes, we can!" そう言われても、やっぱり不安です・・・


寒~!

今年2回目のスキーは、先日の快晴の日とは正反対。

でも子供はそんなことには無頓着。朝から元気にスキー教室のレッスンを受け、午後も張り切ってスキー。すごい生命力!

親もついていくのに必死ですよ。

でも一緒にチェアリフトに乗るのがとても楽しくて。

降りる直前の柱に

"KEEP TIPS UP" 
(スキーの先端を上げておきましょう)

と書いてあるのですが、

「ママ、Keep tips up!」

といちいち声をかけてくれます。

まだ小さいので、私と一緒の場合は降りるときに息子の脇をかかえて、

「いちにーのーさん!」

とチェアリフトから一緒に降ります。

でももう来年は、これも必要なくなりそう。

今のうちに楽しんでおかなくては。


さて、今日のメジャーな出来事は、やはりオバマ大統領の退任演説(farewell address)

私は昨日から軽い風邪で本調子ではないのですが、これは聴きたかった。


大統領の演説をちゃんと聴くようになったのは、恥ずかしながらオバマ大統領が初めて。

というか、聴きたいと思える演説をする政治家はオバマ大統領が初めて。

今回の退任演説では、ミシェルと娘たちに感謝の言葉を述べて涙を拭いたオバマ大統領に、グッと来ました・・・

2008年の勝利演説(↓)は心が震えるような体験だったのを思い出します。


なんてすばらしいんだろう、なんて進化する国なんだろう、そんなふうに思ったんですよね。


あれから8年。

退任演説の最後は

"Yes, we can!"

やっぱり。

しかし、オバマ大統領、そう言われても、やっぱり不安です・・・

なにせ、トランプ丸の出帆まであと10日!(汗

しつこいですが、まだそんな状況なのが信じられません。

まるで出来の悪いリアリティ番組をずーっと見せられているようです。

それも、なかなか終わらないで、なぜか進行している・・・

ミシェルも昨晩、下記のようにツイートしてます。

先日のミシェル・オバマの演説もすばらしかった・・・



特に、若者に向けてのメッセージの中で、「この国はあなた方のもの」「あなたやあなた方の両親が移民なら、あなたはアメリカの誇り高き伝統の一部」「多様性が私たちを作っている」といった言葉。

まさに「私=移民」と「親が移民=息子」にあてはまること。

6歳なりに自分はアメリカ人だというアイデンティティを持つ息子が9歳になって次の大統領選挙の投票日が来るまでに、アメリカはいったいどうなってるんでしょう。

実は誰にもわからない。

そんな感じがします。