"Life is a series of hellos and goodbyes." キンダーガーテンを卒園しました。

先生とクラスへのプレゼント

息子がキンダーガーテンを卒園しました。

(それでバタバタしていて、しばらくブログをさぼってました。)


先日のクラス内での進学式(Moving Up Ceremony)に続き、最終日には進学する子供たちのための学校全体の式「"Crossing the Bridge" Moving Up Ceremony」が行われるはずでしたが、なんと雨で中止に!(驚)


天気予報によると午後は雨だったので、午後2時からのこの式が雨で中止される可能性が高いと数日前からお知らせがあったのですが、いつものように午前8時45分のちょっと前にドロップオフして学校の隣にあるジムに到着してからものの30分もしないうちに、携帯にテキストで「今から式を行います」と連絡が。


あわててジム(学校の隣)のトレッドミルから降りて、その格好のまま(汗)フィールドに行ってみると、子供たちがフィールドからぞろぞろ戻ってくるところに出くわしました。


あれ、終わってる・・・?


「よくわからないんだけど、今からと言われて」と、担任の先生。

「みんな混乱してます。これは練習で、本番は午後のはず」と、職員さん。


息子は「ママー!」と手を振りながら、お友達と手をつないで担任の先生と校舎に戻っていきました。


なーんだ、急いで飛んできたのに。


そしてまたジムに戻ったら、今度はメールが。


「混乱を生じさせて大変申し訳ありません」というような文章に始まり、「予定どおり本番は午後2時からで、雨の様子を見て、決行するかどうか午後1時にまたご連絡します」とのこと。


結局、午後2時にはかなり雨が降り出し、式は中止となってしまいました。


残念すぎる・・・


朝の予行演習が本番と思っているらしい息子は、「あのねえ、フィールドにちいさな橋が置いてあってね、そして誰かが僕の名前を呼んで、僕はその橋を渡ったの」と教えてくれました。


なるほどー、文字通り "Crossing the Bridge"。


息子はさっぱりした笑顔。残念がっていたのは私だけのようで、彼は「卒園」を、先日のクラス内での進学式で十二分に実感したようです。


先生へのプレゼント

最後のお迎えは、ちょっと早めに行って、最後のレポートカードをいただきました。


モンテッソーリは算数やライティング、クリエイティビティなどいろいろなカテゴリで合計100項目以上における子供の状態を報告してくれるのですが、最後のページにあった先生からの文章にとてもじんわり来ました。


"The moment he walked into the classroom, it was like he belonged here."
(彼が教室に入った瞬間、もうクラスの一員のようでした)


プリスクールでの3年間を終え、昨年9月に別の学校のキンダーガーテンという新しい環境に息子がすんなり馴染めたのは、このすばらしい先生のおかげです。


とってもあたたかい方でした。


息子もそんな先生が大好きで、ある日は庭の花を持っていき、ある日は家で焼いたクッキーやマドレーヌを「先生の分」とより分けて持っていき、恥ずかしげな笑顔でプレゼントしていました。


そんな大好きな先生への最後のプレゼントは、「折り紙で」と決めていたらしく、多面体は先生が受け持っているクラスのために、箱は先生のために作りました。

箱の中には "Have a fun summer break." というメッセージと、大好きなレゴの人形を。


「それ、大好きなレゴだよね?」

と聞くと、

「うん、だから先生にあげたいの」


最終日、先生は

"Thank you for all your Origami presents. It was great to have you in my class. Have a good summer, OK? I will miss you!"
(折り紙のプレゼントをどうもありがとう。あなたが私のクラスにいてくれてすばらしかったわ。良い夏をすごしてね。さみしくなるわ!)


そして私ともハグしてくれ、笑顔でお別れしました。


"Life is a series of hellos and goodbyes."
人生は、出会いと別れの繰り返し。


あー、終わったなあ、キンダーガーテン!

9月からは、小学校!

それまでは長い長い夏休みです~。