"Pledge of Allegiance" アメリカ合衆国への忠誠の誓い

たまに食べたくなるチップス。こういうチップスならまだヘルシー?

ポテトチップス、実にいろんなブランドがありますね。

日本のは MSG が入っているので食べませんが、アメリカのでは KETTLE のオリーブオイルで焼いたものが好きです

私の場合、ラーメンでも何でも、MSG が入っているものを食べると、食べてるそばから唇の皮がむけてきます!(涙


さて、つい先日、6歳の息子が

「ねえねえ、ママ~。"Pledge of Allegiance" を言えるんだよ」

と言って来ました。

なになに??

すると息子は得意げな顔をして、

"I pledge allegiance to the Flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God, indivisible, with liberty and justice for all."

と言いました。

おお。

私でもまだ間違えるのに(苦笑)、これ、言えるんだー!


Wiki によると、意味はこんな感じ:

私はアメリカ合衆国国旗と、それが象徴する、万民のための自由と正義を備えた、神の下の分割すべからざる一国家である共和国に、忠誠を誓います。


その時、息子は起立して、右手を左胸の上に置いてました。


横で夫は「うむ」とうなずき、

"It's very important. Do you recite that in the morning at school?"
(それはとても大事なことだね。学校で朝、暗誦するの?)


と、息子に聞きました。

"I learned it at school. We recite this every morning."
(学校で習ったんだよ。毎朝、これを暗誦するの。)


そうそう、そう言えば教室に米国旗とワシントン州旗がありましたわ。


日本とは国旗の位置づけというか、メンタリティが違いますね。


ここ数年、警察による人種差別的な暴力の行使や発砲で一般市民が命を落としたり負傷したりする事件が報道され、さらにシャーロッツビルで白人至上主義者による人種差別を主張するデモがあったりと(先週末に二度目のデモがありました)、おかしな方向に向かっている部分があります。

そういったことからも、米国旗が表す「万民のための自由と正義」が実現されていないという理由で、試合前の国歌演奏で起立しない NFL の選手たちがいます。

幼い頃から母国を誇りに思い、愛国心を持つように教育されてきた NFL の選手たちがアメリカ人が大好きなアメフトの試合前の国歌演奏で起立しないということは、非常に勇気がいることだと想像します。

そこまでして彼らが真剣に訴えていることとは何なのか、耳を傾けるチャンスなわけです。この国をもっとよくしていくチャンスでもある。

でも、トランプは、「国や軍隊を軽視している」という単純な構造にしたてあげ、相手を一方的に批判して突っ走り、対話しないというお手本を見せてます。


この国はいったいどうなりたいのか。

白人だけで暮らしたい人は、そもそものこの国の成り立ちや歴史を無視しているとしか思えませんし。


アメリカで生まれ育ち、アメリカ人として育っている息子は差別というものをいつ、どんなふうに経験するのでしょう。