"That makes a little more sense." 大人びた口調の英語、甘えたちゃんの日本語

シアトルの「田むら」の定番

シアトルで人気の日本食レストラン 『田むら』 の定番、Mustard Greens and Washington Albacore Tuna。

アーモンドと山葵のソースにからめてあって、美味しいんですよねー。

Albacore Tuna というのは、日本では白マグロやビンチョウマグロと呼ばれるものだそうです


しかし、6歳にもなると、息子の言葉の発達がスゴイなと思うことがよくあります。

先日も、ダディに何かについて説明してもらい、わかりにくかったのでまたさらに説明してもらった時、眉毛をきゅっと寄せて、考え深そうに一言。

"That makes a little more sense." 
(もっと筋が通ってるね)

わ~、夫の言い方そっくり。

ってことは、私の言い方もしっかり真似されるということで要注意です。


でも日本語だと

「うん、もっとよくわかったぁ~」

と、甘えたちゃんだったりして、その対比が面白い。


普段から気をつけていることとして、息子に大きな声を出さないことがあります。

モンテッソーリをちゃんと体現できている先生は大声を出すことはなく、子供たちには普通の声で話し、注意するというより「話し合いをしながら諭す」という感じなのですが、それとは反対の昭和な教育を受けた私には、これがとても新鮮。

母の日のイベントなどで、お母さんが来て嬉しい子供たちがつい大きな声を出すようになってくると、小さな金属の棒で金属の小さな筒を優しくたたき、「ち~ん」(まるで仏壇にあるアレみたいです)と静かな音を鳴らすだけで、子供たちは「あっ」と気づいて、「inside voice」(屋内での声)になります。

大声で相手を威嚇しよう、脅そう、静かにさせよう、自分の方が上だという力関係をはっきりさせよう、といったことはまったくないですね。


そういったやり方にすんなり慣れているというか、それが普通だと思っている息子に、つい何かでイラッとして(自分が疲れている場合ですね・・・)大声を出すと、息子は「ん?」と目を大きく開いてじっと見てきます。

「あ、ごめんなさい、大きな声を出してしまって・・・」

と、謝るほかありません。

私も少しずつ少しずつ改善していると思いたい。


さて、オバマ政権時の大統領専属カメラマンのピート・ソウザ(発音はスーザだと思いますが、カタカナではこのソウザの表記が多いですね)さんが出版したばかりの本。



トランプが何かしでかすたび、オバマ前大統領の人間力を感じさせるような写真をトランプと対比させるかのようにインスタにアップして話題を呼んでます

そのソウザさんが私の好きな NPR に出ていたので車で運転中に聞きました。この 『Here and Now』も面白い番組です。

'I Was Always Nervous About Missing Something': Pete Souza On Photographing Barack Obama

検索してみると、その前にもっと長いインタビューがありました。

Photographer Pete Souza Reflects On 8 Years (And 1.9 Million Photos) Of Obama


ソウザさんが撮影した写真だと知らなくても、「あ、この写真、見たことある」と思う写真が多いです。

オバマ大統領の就任から最初の5年はまったく休みなしで、8年間もほぼ休みなし。インタビューアーが「What were you afraid of missing?」と聞いたところ、ソウザさんは「History.」と即答しました。目の前で自分が記録していることが歴史そのもの。すばらしいお仕事をされてますね。今年はこの本の制作に費やし、来年以降は政治とは無関係のことをやっていきたいと話してらっしゃいました。


最後に、最近、お気に入りのペン。アーティストの三木優子さんに教えてもらい、さっそく購入しましたー。上手に描けそうな気がします(笑)。